韓国旅行の計画は、考えるだけで心が弾みます。しかし、その一方で「何を持っていけばいいのだろう?」と、持ち物の準備に頭を悩ませている方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、そんなあなたのための完璧な韓国旅行の持ち物リストをご提案します。旅行前に確認しておきたい必須のアイテムはもちろん、韓国旅行を快適にするあると便利な持ち物まで、幅広く網羅しました。
さらに、旅行後に後悔することのないよう、持っていけば良かった物や、春夏秋冬それぞれの季節毎の必需品についても詳しく解説します。
また、意外と知られていない韓国に持っていけないものとその注意点、キャリーケースに入れてはいけないものは何か、リップクリームは持ち込み可能なのかといった液体物のルール、気になる現金事情としていくら持って行くべきかという疑問にもお答えします。
韓国旅行でおすすめのアプリや、万が一に備えて保険は入るべきかといった点にも触れており、あなたの旅行準備を全面的にサポートします。

サイドバー(スマートフォンは記事の下)に「韓国旅行の持ち物リスト」をA4形式でダウンロードできるリンクを貼ってます。
よろしければ活用してください!
この記事はそれをより詳しく記載したものです。
- 韓国旅行に絶対に必要なものと便利なものが分かる
- 季節や目的に合わせた最適な持ち物が分かる
- 荷造りの際の具体的な注意点やルールが分かる
- お金やアプリなど旅行準備全体が網羅できる
韓国旅行の持ち物リスト!必需品から便利な物まで
- 旅行前に確認!必須のアイテム
- 韓国旅行を快適に!あると便利な持ち物
- 旅行後に後悔?持っていけば良かった物
- 春夏秋冬、季節毎の必需品も忘れずに
- 韓国旅行でおすすめのアプリも準備しよう
旅行前に確認!必須のアイテム


らくたびKOREA(イメージ)
韓国旅行をスムーズに、そして心から楽しむためには、出発前の周到な準備が欠かせません。特に、これがなければ始まらない「必須アイテム」を忘れてしまうと、旅行の計画そのものに影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、韓国へ渡航する上で絶対に欠かせない持ち物を、具体的な準備のポイントと共に詳しく解説します。
パスポートと航空券:渡航に必須
海外渡航において最も重要な身分証明書がパスポートです。韓国へ入国する際には、パスポートの有効期間が原則として3ヶ月以上残っていることが条件となります。
旅行計画を立てたら、まず最初にパスポートの有効期限を確認する習慣をつけましょう。万が一、期限が不足している場合は更新が必要ですが、申請から受け取りまでには時間がかかるため、余裕を持った手続きが不可欠です。


航空券については、現在ではeチケットが主流となっています。航空会社から送られてくる予約確認メールをスマートフォンに保存しておくだけでなく、オフラインでも表示できるようスクリーンショットを撮っておくと、通信環境が不安定な場所でも安心です。
さらに、万が一のスマートフォンの紛失や故障に備え、紙に印刷した控えも一部持っていく「二重の準備」をしておくと、より万全と言えます。
クレジットカードと現金:決済手段の最適なバランス
韓国は日本以上にキャッシュレス決済が普及している社会であり、クレジットカードは必須アイテムの一つです。デパート、レストラン、カフェ、コンビニ、タクシーに至るまで、多くの場所でカード決済が可能です。
VISAやMastercardといった国際ブランドのカードを2種類ほど持っていくと、片方が使えないといった不測の事態にも対応でき、安心して買い物を楽しめます。
しかし、全ての支払いがカードで済むわけではありません。例えば、ファッションビルや路上にある屋台、東大門などの一部市場、地方の個人経営の食堂などでは、依然として現金のみの取り扱いとなる場合があります。
また、T-moneyカードなどの交通系ICカードへのチャージは、基本的に現金が必要です。
したがって、クレジットカードをメインの決済手段としつつ、こうした場面に対応できるよう、ある程度の韓国ウォンを現金で用意しておくことが賢明です。
通信手段:eSIM、Wi-Fi、SIMカードの選び方
現代の韓国旅行において、安定したインターネット環境は必須アイテムです。地図アプリでのナビゲーション、翻訳アプリでのコミュニケーション、お店の検索やSNSの更新など、あらゆる場面でスマートフォンが活躍します。
主な準備方法には「eSIM」「Wi-Fiルーター」「物理SIMカード」の3つがあり、それぞれに特徴があるため、ご自身の旅行スタイルに合ったものを選びましょう。
- eSIM(イーシム)
スマートフォン本体に内蔵されたデジタルSIMを利用する方法です。事前にオンラインで購入し、送られてきたQRコードを読み込むだけで設定が完了します。
物理的なカードの入れ替えが不要で、韓国到着後すぐにインターネットを使える手軽さが最大の魅力です。SIMカードを紛失する心配もなく、日本で使っているSIMカードはそのままでデュアルSIMとして利用できるため、日本の電話番号での着信も受けられます。
ただし、eSIMに対応した比較的新しい機種が必要となります。 - Wi-Fiルーター
持ち運び可能な小型の通信端末で、複数のデバイス(スマートフォン、タブレット、PCなど)を同時にインターネットに接続できます。家族や友人と複数人で旅行する場合、1台をシェアすればコストを抑えられるのが大きなメリットです。
設定も簡単ですが、常にルーター本体を持ち歩く必要があり、充電も忘れてはなりません。また、空港などで端末の受け取り・返却の手間がかかります。 - 物理SIMカード
韓国で利用できるSIMカードを購入し、お持ちのスマートフォンのSIMカードと差し替えて利用する方法です。Wi-Fiルーターのように端末を持ち歩いたり充電したりする必要がないため、身軽に行動できます。
データ通信だけでなく、韓国の電話番号が付与されるプランもあります。利用するには、お使いのスマートフォンがSIMフリー(SIMロックが解除されている状態)であることが必須条件です。




電源関連:変換プラグと変圧器
日本の電化製品を韓国で使用するためには、電源周りの準備が不可欠です。
韓国のコンセントは、主に丸いピンが2本出ている「Cタイプ」または「SEタイプ」が主流で、日本のAタイプとは形状が異なります。そのため、日本の電化製品のプラグを直接差し込むことはできず、形状を合わせるための変換プラグが必要になります。
また、電圧も日本(100V)と韓国(220V)では異なります。ただし、最近のスマートフォンの充電器やデジタルカメラ、ノートパソコンなどのACアダプターは、多くが「INPUT: 100-240V」と表記されたグローバル対応製品です。
この表記があれば、変圧器なしで変換プラグだけで使用できます。一方で、ドライヤーやヘアアイロンなど消費電力が大きい製品は日本国内専用(100V)の場合が多く、これらを韓国で使用するには別途変圧器が必要となります。
荷造りの前に、お持ちの電化製品の対応電圧を必ず確認してください。


以下の表に、必須アイテムの要点をまとめましたので、出発前の最終チェックにご活用ください。
アイテム | 重要ポイント | 準備のヒント |
パスポート | 残存有効期間が3ヶ月以上必要 | 出発前に必ず有効期限を確認。コピーやスマホでの写真撮影も忘れずに。 |
航空券(eチケット) | スマホ保存と紙での印刷を推奨 | オフラインでも提示できるようスクリーンショットも撮っておくと安心。 |
クレジットカード | メインの決済手段として活躍 | VISA、Mastercardなど国際ブランドを複数枚用意するとより安全。 |
現金(ウォン) | 屋台や市場、交通カードチャージに必要 | 全てをカードで支払えるわけではないため、少額でも必ず用意。 |
通信手段 | eSIM、Wi-Fiルーター、SIMカードなど | 日本で事前に契約・準備しておくと、現地到着後スムーズに利用可能。 |
変換プラグ | 韓国のコンセント形状(C/SEタイプ)に対応 | 100円ショップや家電量販店、空港などで購入可能。複数あると便利。 |
変圧器 | 100V専用の電化製品を使う場合に必要 | ドライヤーやヘアアイロンなど。使用する製品の対応電圧を要確認。 |
韓国旅行を快適に!あると便利な持ち物


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必須アイテムに加えて、持っていくと韓国旅行がより一層快適になる便利な持ち物があります。旅のスタイルに合わせて、必要なものを選んで荷造りの参考にしてください。
まずは、モバイルバッテリーです。地図アプリの使用や写真撮影などで、旅行中はスマートフォンのバッテリー消費が激しくなります。特にモバイルバッテリーは、航空会社の規定によりスーツケースなどの預け荷物に入れることが禁止されているため、必ず手荷物として機内に持ち込む必要があります。


次に、歩きやすい靴も欠かせません。ソウルなどの都市部では、坂道や階段が多く、地下鉄の駅構内も広いため、予想以上に歩くことになります。デザイン性だけでなく、長時間歩いても疲れにくいスニーカーなどを一足は用意していくことを強く推奨します。
また、常備薬も忘れてはならないアイテムの一つです。環境の変化で体調を崩しやすくなることもありますし、現地の薬が体に合わない可能性も考えられます。
普段から飲み慣れている胃腸薬、頭痛薬、絆創膏などを持参すると安心です。
そして、意外と役立つのがエコバッグです。韓国ではレジ袋が有料化されているお店がほとんどです。



お土産や日用品の買い物で荷物が増えた際に、折りたたみ式のエコバッグを一つカバンに入れておくと非常に重宝します。
旅行後に後悔?持っていけば良かった物


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旅行から帰ってきて、「ああ、あれを持っていけば良かった」と感じる物は意外と多いものです。ここでは、多くの旅行者が後から必要性を感じるアイテムをいくつか紹介します。
その代表格が、水に流せるポケットティッシュやウェットティッシュです。
韓国では、公衆トイレや古い建物のトイレにトイレットペーパーが設置されていないことがあります。また、屋台グルメを楽しむ際に手を拭くなど、衛生面でウェットティッシュが活躍する場面は数多くあります。


また、韓国の食堂で一般的に使われる箸は、金属製で少し重く滑りやすいことがあります。使い慣れていないと食事がしにくいと感じる方もいるため、割り箸やマイ箸を持参すると、より食事を楽しめるかもしれません。
次に、マスクも準備しておくと良いでしょう。これは感染症対策だけでなく、春先には黄砂やPM2.5といった大気汚染が深刻になる日があるためです。特にアレルギー体質の方は、複数枚持っていくと安心できます。
最後に、小分けに便利なジッパー付きの保存袋(ジップロックなど)もおすすめです。開封したお菓子を保存したり、化粧品を整理したり、濡れた小物を入れたりと、様々な用途で役立ちます。数枚スーツケースに入れておくと、何かと便利に使えるでしょう。
春夏秋冬、季節毎の必需品も忘れずに


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韓国は日本と同じように四季がはっきりしており、季節によって気候が大きく異なります。そのため、訪れる時期に合わせた持ち物を準備することが、快適な旅行の鍵となります。
春(3月~5月)
春の韓国は、日中は過ごしやすい陽気でも朝晩は冷え込むなど、一日の中での気温差が激しいのが特徴です。そのため、カーディガンや薄手のジャケットなど、着脱しやすい羽織ものが必須です。また、前述の通り、黄砂やPM2.5の飛来が増える季節でもあるため、マスクの準備をおすすめします。
夏(6月~8月)
韓国の夏は日本より湿度は低い傾向にありますが、日差しは強く、気温も30度を超える日が多くなります。日焼け止め、サングラス、帽子といった紫外線対策グッズは欠かせません。屋外での活動が多い場合は、ハンディ扇風機や汗拭きシートがあると快適さが格段に上がります。
一方、店内や公共交通機関は冷房が強く効いていることが多いため、冷え対策として薄手の羽織ものを一枚持っておくと安心です。
秋(9月~11月)
秋は気候が安定し、旅行のベストシーズンと言われます。しかし、春と同様に朝晩と日中の気温差が大きくなるため、長袖のシャツやパーカー、ストールなど、体温調節ができる服装を心がけることが大切です。
11月にもなると冬に近い寒さになるため、厚手の上着が必要になる場合もあります。
冬(12月~2月)
冬の韓国は、厳しい寒さで知られています。特に1月から2月にかけては、気温が氷点下まで下がることも珍しくありません。厚手のダウンジャケットはもちろん、マフラー、手袋、耳当て、保温性の高いインナー(ヒートテックなど)といった徹底した防寒対策が求められます。
雪が降ることもあるため、滑りにくい靴や防水性のあるアウターを選ぶと良いでしょう。カイロも屋外での観光には心強い味方になります。
韓国旅行でおすすめのアプリも準備しよう


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スマートフォンアプリは、今や海外旅行に欠かせないツールです。韓国旅行をよりスムーズで楽しいものにするため、渡航前にいくつか便利なアプリをダウンロードしておくことを強くおすすめします。
まず、地図アプリとしては「NAVERマップ」が必須です。日本ではGoogleマップが主流ですが、韓国国内では一部機能が制限されており、情報も不正確な場合があります。
NAVERマップは、日本語にも対応しており、徒歩、公共交通機関、車での正確なルート検索や、周辺の店舗情報が充実しています。
次に、タクシー配車アプリの「Kakao T(カカオタクシー)」も非常に便利です。
現在地と目的地をアプリ上で指定できるため、韓国語が話せなくてもドライバーに行き先を正確に伝えられます。事前に料金の目安が分かり、不当な請求をされる心配も少ないため、安心してタクシーを利用できます。
そして、言語の壁を解消してくれるのが翻訳アプリ「Papago」です。テキスト翻訳はもちろん、音声翻訳や画像翻訳の精度も高く、レストランのメニューや街中の看板をカメラで写すだけで日本語に翻訳してくれます。
これらのアプリは、現地でダウンロードすると通信料がかかる上に、SMS認証が必要な場合もあるため、Wi-Fi環境が整っている日本国内で事前にインストールと初期設定を済ませておきましょう。




韓国旅行の持ち物リスト!注意点とルールを詳しく解説
- 韓国に持っていけないものと注意点
- キャリーケースに入れてはいけないものは?
- リップクリームは持ち込み可能?液体物のルール
- 気になる現金事情!いくら持って行く?
- 万が一に備えて保険は入るべきか?
韓国に持っていけないものと注意点


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楽しい韓国旅行にするためにも、持ち込みが禁止・制限されているものを事前に把握しておくことは非常に重要です。知らずに持ち込んでしまうと、没収されたり、罰金の対象になったりする可能性があります。
特に注意が必要なのは、食品類です。肉製品(生肉、ハム、ソーセージ、ジャーキーなど)や卵、乳製品(チーズなど)は、家畜伝染病予防法に基づき、基本的に日本から持ち込むことができません。
カップラーメンなどに入っている肉エキスの粉末なども対象となる場合があるため注意が必要です。また、生の果物や野菜、土が付着した植物も検疫の対象となり、持ち込みが厳しく制限されています。
さらに、医薬品にも注意が必要です。日本で市販されている一般的な鎮痛剤や風邪薬の一部には、「アリルイソプロピルアセチル尿素」や「プソイドエフェドリン」といった成分が含まれていることがあります。
これらの成分は、韓国では麻薬類(向精神薬)に分類されるため、持ち込みが禁止されています。普段服用している薬がある場合は、成分を事前に確認するか、かかりつけの医師に相談して英文の処方箋を用意しておくと安心です。



詳細は、韓国観光公社のサイトで詳しく説明されておりますのでご参照ください。
キャリーケースに入れてはいけないものは?


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飛行機に搭乗する際、スーツケースなどの「預け荷物」と、機内に持ち込む「手荷物」では、入れられるものが異なります。特に危険物は厳しく制限されており、ルールを破ると搭乗できなくなる可能性もあるため、荷造りの際にしっかり確認しましょう。
最も注意すべきアイテムは、スマートフォンやカメラ、パソコンなどに使われるリチウムイオン電池を内蔵した電子機器や、モバイルバッテリーです。
これらは、発火のリスクがあるため、スーツケースに入れて預けることは固く禁止されています。必ず手荷物として機内に持ち込む必要があります。
また、電子タバコやライターも預け荷物には入れられません。これらも手荷物として、規定の個数(通常は1人1個まで)のみ持ち込みが許可されています。
以下の表に、特に間違いやすいアイテムの扱いをまとめましたので、荷造りの参考にしてください。
アイテム | 機内持ち込み(手荷物) | 預け荷物(スーツケース) | 備考 |
モバイルバッテリー | ○ | × | 容量や個数に制限あり。必ず手荷物で。 |
電子タバコ | ○ | × | 1人1個までなど制限あり。機内での充電は禁止。 |
ライター | ○ | × | 1人1個までなど制限あり。喫煙用ライターに限る。 |
スプレー缶(化粧品類) | ○ | ○ | 1容器0.5kgまたは0.5L以下で、1人合計2kgまたは2Lまで。 |
充電式ヘアアイロン | △ | △ | バッテリーが取り外せる場合のみ、本体は預け荷物、バッテリーは手荷物で可能。取り外せないものは不可。 |
刃物類(ハサミ、カッター等) | × | ○ | 刃体の長さなど規定あり。化粧用ハサミなど小さいものでも基本的には預け荷物へ。 |
これらのルールは航空会社によって細部が異なる場合があるため、利用する航空会社の公式サイトで最新の情報を確認することが最も確実です。
リップクリームは持ち込み可能?液体物のルール


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国際線では、液体物の機内持ち込みに厳しい制限が設けられています。うっかりルールを破ってしまうと、保安検査場で放棄しなくてはならなくなるため、事前にしっかり理解しておきましょう。
まず、あらゆる液体物は、100ml(g)以下の個別の容器に入れる必要があります。100mlを超える容器に少量しか入っていない場合でも持ち込みは認められません。
そして、それらの容器を、容量1リットル以下の再封可能な透明なプラスチック製の袋(ジッパー付き保存袋など)に、余裕を持って収めなければなりません。持ち込める袋は、1人につき1つまでです。
この「液体物」には、飲み物だけでなく、以下のようなものも含まれます。
- 基礎化粧品: 化粧水、乳液、ジェル、クリーム、美容液、オイル
- ヘアケア製品: シャンプー、リンス、ヘアオイル、ヘアジェル
- その他: 歯磨き粉、日焼け止め、ハンドクリーム、液体ファンデーション、マスカラ、リップグロス、香水
では、固形のリップクリームや口紅はどうでしょうか。これらは液体物には該当しないため、このルールの対象外となり、袋に入れずに持ち込むことが可能です。
ただし、ジェル状のリップなどは液体物と見なされる可能性があるため、迷った場合は袋に入れておくと安心です。



旅行用のミニサイズのスキンケア用品を用意したり、小分け容器に移し替えたりして、スマートに準備を進めましょう。
気になる現金事情!いくら持って行く?


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「韓国旅行に現金はいくら持って行けばいいの?」というのは、多くの人が抱く疑問です。結論から言うと、多額の現金は不要ですが、全く無いと困る場面があります。
韓国は、日本以上にキャッシュレス決済が進んだ社会です。デパート、レストラン、カフェ、コンビニなど、ほとんどの場所でクレジットカードが利用できます。
そのため、支払いのメインはクレジットカードと考えると良いでしょう。VISA、Mastercard、JCBなど、国際ブランドのカードを2枚ほど持っていくと、片方が使えないといったトラブルにも対応できて安心です。
一方で、現金(ウォン)が必要になる場面も依然として存在します。代表的なのは、ファッションビルや路上にある屋台、東大門などの一部市場、地方の個人商店などです。また、T-moneyカードなどの交通系ICカードへのチャージは、基本的に現金のみとなります。
これらの場面に備え、滞在日数にもよりますが、1人あたり1日1万円程度を目安に、2泊3日なら2~3万円分をウォンに両替しておくと、不便を感じることは少ないでしょう。
両替は、日本国内の銀行や空港でも可能ですが、一般的に韓国現地の空港や市中の公認両替所で行う方がレートが良いとされています。



一番お得なのは、ソウルの明洞などにあるレートの良い両替所ですが、まずは到着した空港で当面の交通費や食費として5千円~1万円程度を両替し、残りは必要に応じて市中で両替するのが賢い方法です。
万が一に備えて保険は入るべきか?


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「短い旅行だし、保険は必要ないかな」と考える方もいるかもしれませんが、海外旅行保険への加入は、安心して旅行を楽しむための重要な準備の一つです。日本から近い韓国とはいえ、海外であることに変わりはなく、予期せぬトラブルが発生する可能性はゼロではありません。
例えば、慣れない食事で食あたりになったり、転んで怪我をしたりして病院にかかった場合、日本の健康保険は適用されません。そのため、医療費は全額自己負担となり、非常に高額になるケースがあります。
また、保険の補償は治療費だけではありません。携行品の盗難や破損、航空機の遅延によって生じた追加費用、ホテルの備品を壊してしまった際の賠償責任など、旅行中の様々なリスクをカバーしてくれます。
クレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合もありますが、その補償内容を事前にしっかり確認することが大切です。
補償額は十分か、治療費のキャッシュレスサービス(保険会社が直接病院に支払いをしてくれるサービス)は付いているか、保険適用の条件は「自動付帯(カードを持っているだけで適用)」か「利用付帯(旅行代金をそのカードで支払うことで適用)」か、といった点を確認し、もし内容が不十分だと感じた場合は、別途有料の海外旅行保険に加入することを検討しましょう。
この韓国旅行持ち物リストで準備万全!
この記事では、韓国旅行の持ち物について、必需品から注意点まで詳しく解説してきました。最後に、旅行準備を万全にするための重要なポイントをまとめます。このチェックリストを活用して、忘れ物のない楽しい旅にしてください。
- パスポートの有効期限は3ヶ月以上必要
- eチケットや予約確認書はスマホ保存と印刷の両方で準備
- 通信手段としてeSIMやWi-Fiルーターを事前に手配
- 韓国のコンセントに対応する変換プラグ(CまたはSEタイプ)を用意
- 現金は少額を準備しクレジットカードと上手に併用する
- モバイルバッテリーは預け荷物に入れず必ず手荷物で機内へ
- 液体物の機内持ち込みは100ml以下の容器に入れ透明な袋にまとめる
- 日本の市販薬は持ち込み禁止成分が含まれていないか確認
- 衛生用品としてティッシュやウェットティッシュを持参すると便利
- エコバッグを一枚持っていくと買い物で重宝する
- 季節に合わせた服装と寒暖差に対応できる羽織ものの準備が鍵
- 厳しい冬の韓国では徹底した防寒対策が必須
- 地図や翻訳など便利なアプリは渡航前にダウンロードしておく
- 肉製品や生の果物など検疫対象の食品は持ち込まない
- 万が一のトラブルに備えて海外旅行保険への加入を検討する