こんにちは。らくたびKOREA、運営者の「shin」です。
久しぶりの韓国旅行、楽しみな反面、移動手段については不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
特にソウルや釜山といった大都市では、地下鉄やバスが非常に便利ですが、大きなスーツケースを持っての移動や、終電後の深夜移動にはタクシーが欠かせません。
そこで直面するのが、「k.ride(kride)とカカオタクシー(Kakao T)は結局どっちを使えばいいの?」という疑問です。
これまでは「カカオタクシー一択」だった韓国の配車アプリ事情ですが、2024年に外国人専用の「k.ride」が登場したことで、選択肢が増えたと同時に悩みも増えてしまいました。
「カカオタクシーは登録できないことがあるって本当?」「k.rideは料金が高いって聞くけど、どれくらい違うの?」といった声を、私の周りでもよく耳にします。
実は私自身も、最初にk.rideを使った時は「えっ、料金高くない?」と驚いた経験があります。
しかし、それぞれのアプリの特性を深く理解し、状況に応じて使い分けるようになってからは、韓国での移動が劇的にスムーズになり、ストレスがゼロになりました。

この記事では、私の経験に基づき両アプリのメリット・デメリットを徹底比較し、あなたがどのシーンでどちらを使うべきかの「正解」を詳しく解説します。
- k.rideとカカオタクシーの決定的な違いと料金の仕組み
- 登録時のSMS認証エラーを回避する設定方法
- シーン別に最適なアプリを使い分けるための判断基準
- トラブルを未然に防ぐための具体的な注意点
k.rideとカカオタクシーはどっちがいい?

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まずは、両アプリの根本的な違いを整理しておきましょう。
結論から言うと、この二つは「現地の人向け」か「外国人旅行者向け」かという設計思想が全く異なります。
それぞれの特徴を理解することが、快適な韓国旅行への第一歩ですよ。
韓国配車アプリの特徴と基本機能

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韓国の街中を走るタクシーのほとんどは「カカオタクシー(Kakao T)」のネットワークに加盟しています。
韓国のカカオモビリティが運営するこのサービスは、韓国内のタクシー配車市場で90%以上の圧倒的なシェアを誇っており、まさに韓国の社会インフラそのものです。
カカオタクシーは、日本の電話番号でもSMS認証を行えば問題なく登録・利用が可能です。現地の人と同じネットワークを使うため、車両数が多く、捕まりやすさは抜群です。
ただし、後述するようにクレジットカード登録などの「決済周りの機能」に関しては、韓国国内の居住者をメインに設計されているため、旅行者がフル機能を使いこなすには少しコツが必要です。
一方で、2024年以降に注目を集めているのが「k.ride」です。
ここで重要なのは、k.rideが独自の車両を持っているわけではないという点です。k.rideのバックエンド(裏側の配車システム)は、カカオタクシーと同じネットワークを使用しています。
つまり、k.rideで配車をリクエストすると、実際に迎えに来るのはカカオタクシーに加盟している一般のタクシーや大型タクシー(Venti)なんです。
「じゃあ同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、k.rideは外国人にとって使いにくい部分(言語、決済、認証)を徹底的に改善し、ストレスフリーな体験を提供する「VIPレーン」のような存在だと考えてください。
同じタクシーを呼ぶにしても、入り口となるアプリが違うだけで、その体験は天と地ほど変わります。
【ここがポイント】
どちらのアプリを使っても、迎えに来る車両やドライバーは基本的に同じです。
違いは「アプリの使い勝手」と「利用にかかるコスト」にあります。
k.rideはカカオタクシーの巨大なネットワークを利用しつつ、外国人向けに特化したインターフェースを提供しているのです。

料金は?手数料と運賃を比較

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旅行者にとって最も気になるのが料金の違いですよね。ここは明確な差があるので、しっかりと理解しておく必要があります。

k.rideとカカオタクシーはどっちを使うかを判断する上で、コストは最大の決定要素になります。
カカオタクシーの料金体系
カカオタクシーで「一般タクシー(General Taxi)」を呼んだ場合、基本的にはメーター運賃のみが請求されます。
例えばソウルの場合、基本料金は4,800ウォン(2026年時点の目安)からスタートし、距離と時間に応じて加算されます。
アプリ利用手数料として1,000〜3,000ウォン程度がかかる場合もありますが、深夜や繁忙期以外は無料のケースも多く、基本的には現地の人と同じ「適正価格」で移動できるのが最大の魅力です。
k.rideの料金体系
対してk.rideは、圧倒的な利便性を提供する代償として、コストが高めに設定されています。
まず、運賃とは別に「サービス利用料」が加算されます。これは翻訳機能やカスタマーサポート、決済システムの維持費とお考えください。
そしてさらに重要なのが、「弾力運賃(Flexible Fare)」という仕組みです。
k.rideでは、需要が高まる時間帯(通勤ラッシュ、終電後、雨天時など)や場所において、通常のメーター運賃に対して0.8倍から最大4.0倍の係数がかかることがあります。
これはUberなどの「サージプライシング」と同様の仕組みです。
例えば、通常10,000ウォンで行ける距離でも、雨の降る深夜であれば、k.rideでは30,000ウォン以上の見積もりが表示されることも珍しくありません。
しかし、その高い料金を提示することで、ドライバーが優先的に配車を受けてくれるというメリットもあります。
注意点
k.rideで見積もりが高く表示されるのは「ぼったくり」ではなく、正規の「弾力運賃」が適用されているためです。
安く済ませたい場合は、時間をずらすかカカオタクシーを利用する必要がありますが、その分タクシーが捕まりにくいリスクも覚悟しなければなりません。
支払い方法はクレカかWOWPASS

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k.rideとカカオタクシーはどっちが良いか?を決定づける大きな要素が、決済方法の違いです。
k.ride:完全キャッシュレスの快適さ
k.rideの最大の強みは、日本のクレジットカード(VISA, Mastercard, JCB, AMEXなど)をアプリに登録して「完全キャッシュレス」で乗車できる点です。
アプリ内で事前に決済情報が処理されるため、降車時に財布を出す必要が一切ありません。
目的地に到着したら、ドライバーに「Thank you(カムサハムニダ)」と言って車を降りるだけ。
このUberライクな体験は、荷物が多い時や、韓国語での支払いに不安がある方にとって非常に大きな安心感につながります。

また、Alipay+などのグローバル決済にも対応しています。
カカオタクシー:登録できればラッキー、ダメなら現地払い
カカオタクシーも進化しており、現在はアプリの決済管理画面に「海外発行カード(Global Credit Card)」を登録するメニューが用意されています。
ここに日本のクレジットカードを登録できれば、k.ride同様にアプリ内決済が可能です。
ただし、カード会社(楽天カードやPayPayカード等)のセキュリティ認証(3Dセキュア)との相性や通信環境によって、登録時や決済時にエラーで弾かれるケースも依然として少なくありません。
そのため、カカオタクシーを利用する際は、以下の「二段構え」で臨むのが正解です。
- まずは日本のカード登録を試してみる。
- もしエラーが出るなら、無理せず**「Pay to Driver(直接決済)」を選択する。
「Pay to Driver」を選べば、アプリでタクシーを呼びつつ、支払いは降車時に日本のクレカ(物理カード)やWOWPASS、現金で行うことができます。
「登録できない=Kakao Tが使えない」わけではないので安心してください。特に「WOWPASS(ワウパス)」を持っていれば、現地払いでも小銭要らずで非常にスムーズですよ。
WOWPASSの活用
WOWPASSは、日本円でチャージして韓国内のクレジットカード加盟店で使えるプリペイドカードです。
カカオタクシーの「直接決済」でも問題なく使用でき、小銭を数える手間や、お釣りの計算ミスを防げるため、カカオタクシーを利用するなら必須のアイテムと言えます。

日本語検索と翻訳精度の実力は?
言葉の壁も大きな問題ですよね。ここは「アプリの表示」と「検索のしやすさ」を分けて考える必要があります。
k.ride:すべて日本語で完結
k.rideは133言語に対応した翻訳エンジンを搭載しており、メニュー画面はもちろん、目的地検索からドライバーとのチャットに至るまで、すべて日本語で完結します。
「明洞のロッテホテル」と日本語で入力すれば、正確に韓国語の住所に変換してくれます。
カカオタクシー:表示は日本語OK、検索はコツが必要
以前は「英語か韓国語のみ」と言われていたカカオタクシーですが、最新版では日本語表示に対応しています。
スマホの言語設定が日本語であれば、メニューや案内は自動的に日本語になります。
しかし、ここで注意が必要です。「メニューが日本語」だからといって、「日本語で検索できる」とは限りません。
そのため、カカオタクシーを快適に使うには、以下のどちらかの方法が必須になります。
- 英語名で検索する(例:「Lotte Hotel」)
- NAVERマップ等で韓国語の住所をコピーして貼り付ける
「UIは日本語で見やすいけれど、検索にはコピペなどのひと手間が必要」という点を理解しておけば、カカオタクシーも十分に使いこなせます。
両アプリのメリットとデメリット
ここで一度、両アプリの特徴を比較表で整理してみましょう。それぞれの強みと弱みを把握することで、あなたの旅行スタイルに合ったアプリが見えてくるはずです。
| 比較項目 | k.ride | カカオタクシー (Kakao T) |
| 対象ユーザー | 初心者・安心派 | リピーター・節約派 |
| 料金 | サービス料+弾力運賃 (高い) | メーター運賃 (安い) |
| 決済方法 | アプリ内自動決済 (クレカ) | アプリ決済 (海外カード) または現地払い |
| 言語対応 | ◎ (完全対応・翻訳あり) | ◯ (UIは日本語 / 検索は英語かコピペ) |
| 登録難易度 | 低 (Google/Apple ID可) | 中 (カカオトーク推奨) |
| 配車確定率 | 高 (弾力運賃で優先配車も) | 高 (ただしピーク時は困難) |
カカオタクシーはコストパフォーマンスに優れていますが、使いこなすには慣れが必要です。
一方、k.rideはユーザー体験に優れており、初心者でも直感的に使えますが、その分コストがかかります。

どちらが良い悪いではなく、トレードオフの関係にあることを理解しておきましょう。
k.rideとカカオタクシーはどっちが便利?
基本的な違いが分かったところで、ここからは具体的なシチュエーション別の使い分けや、よくあるトラブルの解決策について解説します。
現場での「困った!」を避けるための実践的なノウハウです。
登録できない?SMS認証の解決策

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「k.rideに登録できない」「SMS認証コードが届かない」という検索が非常に増えています。
これ、実はアプリの不具合ではなく、スマホの設定が原因であることがほとんどなんです。
せっかくアプリをダウンロードしても、認証ができなければ使えませんよね。
原因の多くは、日本の通信キャリア(ドコモ、ソフトバンク、auなど)が提供している迷惑メール対策機能です。
セキュリティ強化の一環として、海外事業者からのSMSを拒否する設定がデフォルトでオンになっている場合があり、k.rideやカカオタクシーからの認証コードがブロックされてしまうのです。
キャリア別解決策
- ソフトバンク:
「My SoftBank」→「メール設定」→「迷惑メール対策」→「SMS」に進み、「海外電話番号メールの拒否・許可」を「利用する(許可する)」に変更します。 - ドコモ:
「dメニュー」または「My docomo」→「設定」→「SMS拒否設定」→「海外事業者から送信されたSMS」を「受信する」に設定します。 - au:
「迷惑SMSブロック」機能を一時的に解除するか、設定を確認します。
また、裏技的な方法として、Wi-Fiをオフにして4G/5G回線に接続した状態で認証を行うと成功率が上がることがあります。
渡航前に日本国内でこれらの設定を確認し、登録を済ませておくことが、現地でのパニックを防ぐ最善策です。
キャンセル料やトラブルの対処法
k.rideを使っていて乗っていないのに請求が来たというトラブルを耳にすることがあります。
これは多くの場合、詐欺ではなく「ノーショー(No-show)」によるキャンセル料です。
アプリ上で配車が確定すると、ドライバーはあなたを迎えに来ます。
しかし、GPSの誤差により、ドライバーが待っている場所と、あなたが待っている場所が道路の反対側だったり、微妙にズレていたりすることがあります。
ドライバーが到着してから一定時間(通常5分程度)経過しても乗客が現れないと判断されると、ドライバー側でキャンセル処理を行い、その手数料として数千ウォンが課金される仕組みになっています。

また、ドライバーからチャットが来たら、k.rideの翻訳機能を使って「今、セブンイレブンの前にいます」と一言返信するだけでも、行き違いによるトラブルを未然に防げますよ。
初心者は安心を買うk.rideがおすすめ

らくたびKOREA(イメージ)
もしあなたが初めての韓国旅行で、ハングルが全く読めず、地理にも不安があるなら、k.rideをおすすめします。
確かに数百円から千円程度の差額は発生するかもしれません。しかし、それは「安心料」として割り切るべきコストです。
言葉の通じない場所で、行き先を間違えられたり、支払いで手間取ったり、あるいはぼったくりタクシー(流しのタクシーにはまだ存在します)に遭遇したりするリスクを考えれば、決して高くはありません。
スマホ一つで目的地までスムーズに移動でき、ドライバーとの会話も不要で、降りるだけで決済が完了する体験。
これは旅行中の貴重な時間と精神的な余裕を守るための投資です。
特に、ご高齢の方との旅行や、小さなお子様連れの旅行では、k.rideの利便性が大きな助けになるはずです。
k.rideの登録手順(所要時間:約3分)

k.ride(イメージ) 画像引用:Google Play
k.rideはカカオトークのアカウントを持っていなくても登録できるのが大きなメリットです。
- アプリストアから「k.ride」をダウンロードする。
- ログイン方法を選択する(Googleアカウント、Apple ID、カカオアカウント、メールアドレスなどから選べます)。
- 携帯電話番号を入力し、SMS認証を行う(日本の「+81」を選択し、最初の0を取った番号を入力)。
- 支払いに使用するクレジットカード情報を登録して完了。
【ポイント】
k.rideは日本の電話番号でそのまま登録可能です。渡航前に日本国内でカード登録まで済ませておくと、現地到着後すぐに使えます。
安さ重視ならカカオタクシー

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一方で、何度か韓国に行かれていて、NAVERマップで住所を検索することに慣れている方、あるいは少しでも旅費を節約してショッピングや食事に回したいという「リピーター・節約派」の方なら、カカオタクシーがおすすめです。
特にWOWPASSを持っていれば、降車時の支払いも非常にスムーズです。
「Pay to Driver」を選んで、降りる時にカードを渡すだけ。無駄なサービス料や弾力運賃を払うことなく、現地の人と同じ最安値で移動できるのは大きなメリットです。
ただし、カカオタクシーを使う場合は、ドライバーとの簡単なコミュニケーション(「ここで降ろしてください」など)が必要になる場面もあるため、翻訳アプリ(Papagoなど)を準備しておくと安心ですね。
カカオタクシーの登録手順(所要時間:約5分)

カカオタクシー(イメージ) 画像引用:Google Play
カカオタクシーを使うには、基本的に「カカオトーク」のアカウントがあるとスムーズです。
- アプリストアから「Kakao T」をダウンロードする。
- 「カカオアカウントでログイン」を選択(カカオトークと連携)。
- SMS認証を行う(こちらも日本の「+81」でOK)。
- 【重要】カード登録を試す
- 「マイ情報」→「決済手段の管理」→「海外発行カード」から日本のカード登録を試してみましょう。
- もしエラーになる場合は、無理せずスキップして、配車時に「一般呼び出し(General)」→「Pay to Driver」を選べばOKです。
深夜や悪天候時の賢い使い分け

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ここが旅行会社のスタッフとしての、プロ(?)的な裏ワザ的使い分けです。
ソウルのタクシー事情は、時間帯によって天国と地獄です。特に深夜の東大門市場周辺や、突然の雨天時、金曜日の夜などは、タクシーが絶望的に捕まりません。
そんな時こそ「どっちも使う」柔軟性が求められます。
まずは安いカカオタクシーで配車を試みてみます。しかし、数分経っても全く応答がない場合、そこで諦めてはいけません。
すぐにk.rideに切り替えて配車を依頼してみてください。
k.rideで適用される弾力運賃(高い料金)は、ドライバーにとっても実入りが良い仕事になります。
そのため、カカオタクシーの一般呼び出しには反応しなかったドライバーが、k.rideのリクエストなら優先的に受けてくれる可能性が高まるのです。
「背に腹は代えられない」状況では、お金で解決するオプションを持っていることが最大の強みになります。
数百円〜千円の追加料金で、雨の中30分待つ苦行から解放されるなら安いものではないでしょうか。
【移動】空港への移動は「送迎車」が確実
帰国日の朝、雨でタクシーが捕まらず飛行機に乗り遅れる…なんて悪夢は避けたいですよね。

空港への移動だけは、配車アプリの運任せにせず、Klookの「空港送迎サービス」を予約しておくのが一番安心です。
定額制で安心!
k.rideとカカオタクシーはどっちも登録が正解

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結論として、k.rideとカカオタクシーはどっちが良いかという問いへの私の答えは、「二者択一ではなく、両方インストールして登録しておくこと」です。
基本はカカオタクシーを使って安く移動し、住所検索が面倒な時や、急いでいる時、深夜で捕まらない時はk.rideに頼る。
トラブルを避けるためにも、渡航前に日本国内で両方のアプリをインストールし、SMS認証などの設定を済ませておくことを強くおすすめします。

準備万端で、快適な韓国の旅を楽しんできてくださいね!








