韓国旅行の玄関口、仁川国際空港に到着して最初の関門はソウル市内への移動手段ではないでしょうか。
特に、仁川空港のリムジンバスはチケットの買い方や予約方法が分からず、失敗や後悔につながることもあります。この記事では、リムジンバスのメリットとデメリットの双方に触れながら、具体的なチケットの買い方や支払い方法を解説します。
さらに、ターミナル別のバスの乗り場や、迷わないための乗り方と降り方も詳しくご案内します。
便利な路線図の見方をはじめ、需要の多い明洞への行き方と所要時間や、江南(カンナム)への行き方、人気の6001番・6002番路線の乗り場と時刻表まで網羅しました。
また、空港鉄道A’REX(エーレックス)と比べて明洞へはどっちが便利かという疑問にもお答えします。予約なしでも乗れるのかといった気になる点もクリアにして、快適な韓国旅行をスタートさせましょう。

この記事を読み仁川空港からのソウル市内への行き方を理解しましょう!ゆっくりと目的地近くまで移動できるリムジンバスは、おすすめの交通手段です!
- リムジンバスの利点と注意点
- 券売機やオンラインでの具体的なチケット購入手順
- ターミナル別の乗り場と迷わないための乗車・降車方法
- 明洞や江南など主要地へのアクセスとA’REXとの比較
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仁川空港のリムジンバスのチケット買い方基本情報


らくたびKOREA(イメージ)
- まずはリムジンバスのメリットとデメリットを把握
- 事前の予約方法と予約なしでも乗れるか解説
- 現地券売機やオンラインでのチケットの買い方
- 現金やクレジットカードなど主な支払い方法
- ターミナル別バスの乗り場と乗り方・降り方
まずはリムジンバスのメリットとデメリットを把握


らくたびKOREA(イメージ)
仁川空港からソウル市内への移動手段としてリムジンバスを選ぶことには、多くの利点といくつかの注意点があります。これらを理解することが、ご自身の旅行スタイルに合った選択をするための第一歩となります。
最大のメリットは、乗り換えなしでソウルの主要エリアまで直接アクセスできる快適さです。
重いスーツケースを持って地下鉄の階段を上り下りする必要がなく、ホテルの近くや主要観光地のすぐそばまで運んでくれます。座席も広くゆったりしており、移動時間をリラックスして過ごせるでしょう。
一方、デメリットとして考えられるのは、交通渋滞の影響を受けやすい点です。特に朝夕のラッシュアワーや週末は、予想以上に時間がかかる可能性があります。
そのため、飛行機の時間など、スケジュールに余裕がない場合には注意が求められます。また、料金は空港鉄道A’REXの直通列車に比べると少し高めに設定されています。



したがって、快適性と利便性を重視し、時間に余裕のある方にはリムジンバスが非常に適した移動手段と言えます。
事前の予約方法と予約なしでも乗れるか解説


仁川空港リムジンバス(イメージ) 画像引用:Klook
リムジンバスのチケットは、事前に予約することも、予約なしで乗ることも可能です。それぞれの方法に特徴があるため、状況に応じて選ぶのが賢明です。
まず、事前予約は旅行予約サイト(Klookなど)を通じて行うのが一般的です。
オンラインで日本語で手続きができ、決済も完了できるため、韓国語に不安がある方や、現地でチケット購入に時間をかけたくない方におすすめです。予約後はQRコードなどが発行され、乗車時に提示するだけでスムーズに乗ることができます。
一方で、予約なしでも乗車は可能です。仁川空港に設置されているチケットカウンターや自動券売機で直接チケットを購入します。こちらの方法の利点は、到着後の状況を見て柔軟に行き先や時間を決められることです。
ただし、注意点として、観光シーズンや週末などの繁忙期には、希望のバスが満席になっている可能性があります。
特に人気の路線や時間帯は、予約なしでは乗れないリスクも考慮しなくてはなりません。
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確実に席を確保したい場合は、事前予約をしておくと安心でしょう。
現地券売機やオンラインでのチケットの買い方


リムジンバス券売機(イメージ) 画像引用:Klook
リムジンバスのチケットを購入するには、主に「現地の券売機」と「オンライン」の2つの方法があります。どちらも簡単な手順で購入できます。
現地の券売機で購入する場合
仁川空港の各ターミナルには、リムジンバスのチケットを購入できる自動券売機が設置されています。
- 言語選択: まず、券売機の画面右下あたりにある言語選択ボタンで「日本語」を選びます。
- 目的地選択: 表示されたエリアや路線から目的地を探します。見つからない場合は、ローマ字で目的地(例: Myeongdong)を検索するとスムーズです。
- 時間と枚数の選択: 乗車したい時間と人数(枚数)を選択します。
- 支払い: クレジットカードまたは現金(一部の券売機)で支払いをします。クレジットカードが便利です。
- 発券: 支払いが完了すると、チケットが発券されます。
オンラインで事前に予約・購入する場合
前述の通り、旅行予約サイトを利用すれば日本にいる間にチケットを手配できます。
- サイトへアクセス: KlookやKKdayなどのサイトで「仁川空港 リムジンバス」と検索します。
- 商品選択: 利用したい路線やプランを選びます。多くの場合、乗車日を指定するだけで購入できます。
- 決済: クレジットカードなどでオンライン決済を済ませます。
- バウチャー(QRコード)確認: 予約完了後、メールなどで電子バウチャー(QRコード)が送られてきます。
- 乗車: 当日は、バス乗車時に運転手または専用の読み取り機にQRコードを提示するだけで乗車完了です。
現金やクレジットカードなど主な支払い方法


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リムジンバスのチケット購入時の支払い方法は、いくつか選択肢があり非常に便利です。主に、現金、クレジットカード、交通カード(T-moneyなど)が利用できます。
現地でチケットを購入する場合、空港のチケットカウンターや自動券売機では、韓国ウォンの現金はもちろん、ほとんどの国際ブランドのクレジットカード(VISA、Mastercardなど)が使用可能です。手持ちの現金が少ない場合でも安心して購入できます。
また、バスに直接乗車して運賃を支払う場合は、T-moneyカードが役立ちます。T-moneyカードは日本のSuicaやPASMOのようなチャージ式交通カードで、乗車時にカードリーダーにタッチするだけで支払いが完了します。
小銭を準備する手間が省け、運賃もわずかに割引されることがあるので、韓国国内で他の交通機関も利用する予定なら作成しておくと非常に便利です。
オンラインで事前予約する場合は、クレジットカード決済が基本となります。
ターミナル別バスの乗り場と乗り方・降り方


らくたびKOREA(イメージ)
仁川空港のリムジンバス乗り場は、第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)で場所が異なります。事前に確認しておくと、到着後スムーズに移動できます。
乗り場について
- 第1旅客ターミナル(T1): 1階 到着フロアの外にあるバス乗り場から乗車します。行き先によって乗り場の番号(例: 3B, 4Aなど)が細かく分かれています。
- 第2旅客ターミナル(T2): 地下1階の交通センター内にあるバスターミナルから乗車します。こちらも同様に行き先ごとに乗り場番号(例: 17, 18, 19など)が指定されています。
乗り方と降り方
- 乗車: 自分のチケットに記載されている乗り場番号へ向かいます。バスが到着したら、運転手や係員にチケットを渡すか、オンライン予約のQRコードを提示します。スーツケースなどの大きな荷物は、乗車前にバスの側面にあるトランクに預け、引き換え用の荷物タグを受け取ります。
- 車内: 座席は基本的に自由席です。空いている好きな席に座りましょう。車内では次の停留所のアナウンスが韓国語と英語で流れます(一部日本語あり)。
- 降車: 降りたい停留所のアナウンスが流れたら、座席の近くにある降車ボタンを押して運転手に知らせます。バスが完全に停車してから席を立ち、トランクに預けた荷物がある場合は、運転手に荷物タグを見せて受け取るのを忘れないようにしましょう。



仁川空港からのリムジンバスに乗り慣れていない方は、乗り方のシュミレーションをしておけばスムーズです!
仁川空港のリムジンバスチケットの買い方応用編


らくたびKOREA(イメージ)
- 初心者でも分かる便利な路線図
- 人気の明洞への行き方と所要時間
- 明洞へはAREXとどっちが便利か比較
- 江南(カンナム)への行き方とおすすめ路線
- 人気の6001番・6002番路線の乗り場と時刻表
初心者でも分かる便利な路線図
リムジンバスを使いこなす鍵は、路線図を正しく理解することにあります。路線図は、各バスの乗り場や、仁川空港の公式サイト、各バス会社のウェブサイトで確認することができます。



下記にバス会社のリンクを貼っておきます!ご参照下さい
路線図には、バスの番号(例: 6001番、6702番など)ごとに、経由する全ての停留所が順番に記載されています。
これにより、自分が降りたい場所(ホテルの最寄りなど)にどの番号のバスが停まるのかを事前に把握することが可能です。
特に、乗り場の案内パネルには、その乗り場から出発するバスの番号と主要な経由地が書かれているため、乗車前にも再確認できます。
初めて利用する方は、宿泊するホテルの住所や最寄りのバス停名を韓国語でメモしておくと、いざという時に運転手に見せて確認することもできるので安心です。
このように、路線図を事前にチェックしておくことで、目的地まで迷うことなくたどり着けます。
人気の明洞への行き方と所要時間


リムジンバス(イメージ) 画像引用:Klook
ソウルで最も人気の観光地の一つである明洞へは、複数のリムジンバス路線が運行しており、非常にアクセスしやすいです。
代表的な路線は「6015番」と「6001番」です。
6015番バスは明洞駅や南大門市場などを結ぶ路線で、明洞中心部に宿泊する方には最も便利な選択肢の一つと考えられます。
6001番バスも東大門方面へ向かう途中で明洞エリアを経由します。
仁川空港から明洞までの所要時間は、交通状況によって変動しますが、通常は約70分から90分が目安です。
ただし、前述の通り、朝夕のラッシュ時には渋滞に巻き込まれ、2時間近くかかることもあります。
スケジュールを立てる際は、時間に余裕を持たせて計画することをおすすめします。料金は路線によって若干異なりますが、おおよそ17,000ウォン前後です。
明洞へはA’REXとどっちが便利か比較


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仁川空港から明洞への移動では、リムジンバスと空港鉄道A’REXの「直通列車」のどちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。それぞれに明確な利点があるため、何を最も重視するかで最適な選択が変わってきます。
A’REXの直通列車は、仁川空港とソウル駅をノンストップで結ぶ最速の移動手段です。全席指定のため必ず座ることができ、快適な座席で移動時間を過ごせます。ただし、明洞へ行くには終点のソウル駅で地下鉄4号線への乗り換えが必須となります。
比較項目 | リムジンバス | 空港鉄道A’REX(直通列車) |
---|---|---|
料金 | 約17,000ウォン | 約13,000ウォン |
所要時間 | 約70分~90分(渋滞で変動) | 約43分~51分(ソウル駅まで)+乗換時間 |
快適さ | 非常に快適(座席確保、リクライニング可) | 非常に快適(全席指定で座席確保) |
乗り換え | なし(ホテル近くまで直行) | 必須(ソウル駅で地下鉄4号線へ) |
荷物の扱い | トランクに預けられ楽 | 専用スペースあり(乗換時は自己管理) |
これらの点を踏まえると、選択のポイントは「乗り換えの手間」と「時間の正確性」に集約されます。
時間の正確性を最優先し、乗り換えの手間を厭わない方であれば、A’REXの直通列車が最も早くソウル駅に到着できるためおすすめです。



一方、料金が多少高くても、重いスーツケースを持って乗り換える手間を完全に省き、ホテルの近くまでダイレクトにアクセスしたいという利便性と快適さを求める方には、リムジンバスが最適な選択肢と言えるでしょう。
江南(カンナム)への行き方とおすすめ路線
ビジネスやショッピングで人気の江南(カンナム)エリアへも、リムジンバスは便利なアクセス手段です。江南方面へ向かう際には、主に「6703番」が利用されます。
この6703番バスは、COEX(コエックス)やインターコンチネンタルホテル、新論峴(シンノニョン)駅などを経由するため、江南中心部の主要スポットへ直接アクセスできます。
ビジネスでの出張や、江南エリアにホテルを取っている場合に非常に効率的です。
仁川空港から江南エリアまでの所要時間は、約70分から90分程度を見ておくと良いでしょう。
料金は大人18,000ウォンです。深夜便で到着した場合は、深夜バスの「N6703番」も運行されていますが、本数が限られているため、利用する際は必ず事前に公式サイトで時刻表を確認することが大切です。
人気の6001番・6002番路線の乗り場と時刻表


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6001番と6002番は、ソウルの異なる人気エリアを結ぶため、多くの旅行者に利用されています。
6001番(東大門方面)
この路線は仁川空港から明洞エリアを経由し、東大門市場などへ向かいます。ファッションの買い物を楽しみたい方に人気の路線です。料金は大人17,000ウォンです。
- 主な経由地: 漢江大橋、新龍山駅、三角地、ソウル駅、南大門市場、明洞駅、東大門歴史文化公園
- 乗り場: T1は1階4A、T2は地下1階28番あたりが目安です。
- 運行間隔: 約30分~50分間隔で運行されています。
6002番(清涼里方面)
この路線は合井(ハプチョン)駅や新村(シンチョン)、鐘路(チョンノ)などを経由し、清涼里(チョンニャンニ)駅までを結びます。大学街やローカルな雰囲気を楽しみたい方におすすめです。料金は大人17,000ウォンです。
- 主な経由地: 合井駅、弘大入口駅、新村駅、梨大駅、鐘路、東大門
- 乗り場: T1は1階4B、T2は地下1階29番あたりが目安です。
- 運行間隔: 約15分~25分間隔と、比較的高頻度で運行されています。
総まとめ!仁川空港のリムジンバスチケットの買い方
この記事のポイントをまとめました。
- 仁川空港からソウル市内への移動はリムジンバスが快適
- 大きな荷物があっても乗り換えなしで楽に移動できる
- チケットはオンラインでの事前予約がスムーズで安心
- 現地ではターミナル内の券売機やカウンターで購入可能
- 予約なしでも乗れるが繁忙期は満席になるリスクも
- 券売機は日本語表示に切り替えられるので操作は簡単
- 支払いは現金、クレジットカード、T-moneyカードが利用できる
- T-moneyカードは乗車時にタッチするだけで支払いが完了
- 第1ターミナルは1階、第2ターミナルは地下1階が乗り場
- チケットに記載された番号の乗り場でバスを待つ
- 大きな荷物は乗車前にトランクに預け荷物タグを受け取る
- 降りたいバス停のアナウンスが流れたら降車ボタンを押す
- 明洞へは6015番や6001番、江南へは6703番が便利
- 交通渋滞で所要時間が延びる可能性がある点には注意が必要
- 速さ重視ならA’REX、快適さ重視ならリムジンバスがおすすめ