【2025年】仁川空港のお土産おすすめ完全ガイド!注意点も紹介

【2025年】仁川空港のお土産おすすめ完全ガイド!注意点も紹介

韓国旅行の締めくくり、仁川空港でのお土産選び。「どこで買えるの?」「何がおすすめ?」と迷っていませんか。

フライト前の限られた時間で、満足のいく買い物をするのは意外と難しいものです。特に、広大な仁川空港の第1ターミナルと第2ターミナルでは、保安検査前と保安検査後で買えるものが異なり、お店の場所も把握しきれないかもしれません。

この記事では、仁川空港のお土産選びで失敗や後悔をしないための情報を網羅的に解説します。

空港限定で人気のアンニョンサンドや伝統的な餅といったおすすめのお菓子から、話題のコスメのおすすめまで、具体的な商品をご紹介。また、便利なコンビニの場所や、人気ショップのオリーブヤングはどこにあるのかといった、どこで買えるかという疑問にフロアガイドを交えてお答えします。

さらに、キムチ持ち帰りの注意点や、意外と知られていない日本へ持ち帰れないものについても詳しく触れていきますので、安心して最後のショッピングを楽しめます。

shin

買い忘れがあっても大丈夫!仁川空港のお土産おすすめ情報をお届けします。

この記事でわかること
  • ターミナル別・エリア別のお土産購入場所がわかる
  • 仁川空港限定品や人気のおすすめ土産がわかる
  • オリーブヤングやコンビニなど便利なお店の場所がわかる
  • キムチの持ち帰り方や持ち込み禁止品など注意点がわかる
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目次

仁川空港のお土産おすすめ【エリア別ガイド】

  • お土産はどこで買える?フロアガイド
  • 第1ターミナルと第2ターミナルの特徴
  • 保安検査前と保安検査後の購入エリア
  • 人気のオリーブヤングはどこにある?
  • 24時間営業で便利な空港のコンビニ

お土産はどこで買える?フロアガイド

らくたびKOREA(イメージ)

仁川国際空港でお土産を購入できる場所は、大きく分けて「一般エリア(保安検査前)」と「免税エリア(保安検査後)」の2つに分類されます。

この基本的な構造は第1ターミナル・第2ターミナルの両方に共通しており、それぞれのエリアに多様な店舗が点在しているため、事前にフロア構成を把握しておくことがスムーズな買い物の鍵となります。

両ターミナル共通で、一般エリアの主な買い物スポットは、チェックインカウンターが並ぶ3階出発フロアと、空港鉄道の駅と繋がる地下1階です。

3階には食料品店や書店、コンビニがあり、地下1階には人気のドラッグストア「オリーブヤング」などが位置しています。

一方、保安検査と出国審査を終えた先の免税エリアは、巨大なショッピングモールのような空間が広がっています。

3階の搭乗フロアには大手免税店が軒を連ね、コスメ、ファッション、食品、雑貨まであらゆるジャンルのお土産が揃います。特に、液体物やキムチなどを機内に持ち込みたい場合は、この免税エリアでの購入が必須となります。

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このように、どのタイミングで何を買いたいかによって立ち寄るべきフロアやエリアが異なります。
自身のフライトスケジュールと欲しいものを照らし合わせ、効率的な買い物計画を立てることが大切です。

第1ターミナルと第2ターミナルの特徴

らくたびKOREA(イメージ)

仁川国際空港には第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)があり、利用する航空会社によって発着ターミナルが異なります。

お土産店のラインナップにも違いがあるため、自分がどちらのターミナルを利用するのかを事前に確認しておく必要があります。

スクロールできます
項目第1ターミナル(T1)第2ターミナル(T2)
主な就航航空会社アシアナ航空、チェジュ航空、ティーウェイ航空、ピーチ航空などLCCが多い大韓航空、ジンエアー、日本航空(JAL)コードシェア便など
特徴規模が大きく、店舗数も非常に多い。あらゆるジャンルのお店が揃っている。比較的新しく、洗練された雰囲気。大手ブランドや話題のスイーツ店が充実。
お土産店の傾向網羅的で、伝統的なお土産から雑貨、K-POPグッズまで幅広く見つかる。人気ブランドのテナントが多く、限定品や高級感のあるお土産を探しやすい。

アシアナ航空は、2026年1月から第2ターミナル利用となります。

第1ターミナルは、LCCを含む多くの航空会社が就航しており、非常に広大で店舗数も豊富です。伝統的な韓国食品を扱うお店から雑貨店、書店まで、バラエティ豊かな選択肢があります。

多くの旅行者が利用するため、時間帯によっては混雑することも考えられます。

対して、第2ターミナルは大韓航空などがメインで、新しく近代的な設計が特徴です。通路も広く、ゆったりと買い物がしやすい環境が整っています。

新世界免税店が大きく展開しており、話題のスイーツブランドや人気のコスメブランドの店舗が集まっている傾向にあります。

どちらのターミナルにもコンビニやオリーブヤング、パリバゲットといった人気店はありますが、ターミナル限定の店舗や品揃えの違いもあるため、ターミナルの特性を理解しておくと、より目当てのお土産を見つけやすくなります。

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保安検査前と保安検査後の購入エリア

らくたびKOREA(イメージ)

お土産を購入するタイミングは、「保安検査前」と「保安検査後」のどちらかを選ぶことになりますが、それぞれにメリットと注意点が存在します。これを理解した上で買い物をすることが、スムーズな出国のポイントです。

保安検査前(一般エリア)での購入

保安検査前の一般エリアで買い物をする最大のメリットは、購入した液体物や重いもの、かさばるものをスーツケースに入れて預けられる点です。

例えば、瓶詰のコチュジャンや化粧水を複数購入した場合でも、重量制限の範囲内であれば気にせずパッキングできます。チェックイン前に買い物を済ませておくことで、身軽な状態で保安検査や出国審査に進めます。

ただし、ここで購入した商品は免税対象にはなりません。

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また、100mlを超える液体物(キムチ、飲み物など)は、この時点で購入してしまうと保安検査で没収されてしまうため、機内に持ち込むことはできません。機内預け荷物に入れるようにしましょう。

保安検査後(免税エリア)での購入

保安検査と出国審査を終えた後の免税エリアは、お土産ショッピングのメインステージと言えます。最大のメリットは、商品が免税価格で購入できることです。コスメやお酒、ブランド品などを市中よりお得に手に入れることが可能です。

また、このエリアで購入した液体物は、100mlを超えるものであっても機内への持ち込みが許可されます。買い忘れていたキムチやバナナウユ、ヨーグルト飲料「ビヨット」などを最後に購入できるのは大きな利点です。

一方で、ここで購入したものは全て手荷物として機内に持ち込む必要があります。買いすぎてしまうと、機内で置き場所に困ったり、持ち運びが大変になったりする可能性もあるため注意が必要です。

人気のオリーブヤングはどこにある?

オリーブヤング(イメージ) 画像引用:ソウルナビ

韓国旅行で必見のドラッグストア「OLIVE YOUNG(オリーブヤング)」は、仁川空港内にも店舗を構えており、帰国直前の駆け込み購入に非常に便利です。

オリーブヤングの店舗は、第1ターミナル、第2ターミナルともに、空港鉄道の改札などがある地下1階の一般エリアに位置しています。

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3階の出発フロアからエスカレーターで下に降りる必要があるため、場所を事前に把握しておくとスムーズです。

各ターミナルの店舗情報

  • 第1ターミナル店:
    地下1階の中央付近にあります。空港鉄道を利用して空港に到着した場合、出発フロアへ向かう途中に立ち寄りやすい立地です。
  • 第2ターミナル店:
    こちらも同じく地下1階にあります。

空港内の店舗は市中の店舗に比べると規模は小さいですが、観光客に人気のシートマスクやクレンジングオイル、美容液といったベストセラー商品を中心に、効率よく品揃えされています。

「Torriden(トリデン)」や「魔女工場」など、話題のブランドの主要アイテムは大抵見つかります。

市内で買い忘れたコスメがある場合や、友人へのお土産を追加で購入したい場合に大変重宝します。

ただし、人気商品は品切れになっている可能性も考えられるため、絶対に手に入れたい特定の商品がある場合は、市内の店舗で探しておく方が確実かもしれません。

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24時間営業で便利な空港のコンビニ

早朝便や深夜便を利用する旅行者にとって、仁川空港内のコンビニは非常に心強い存在です。

第1ターミナル、第2ターミナルともに、複数のコンビニが24時間営業しており、いつでも軽食や飲み物、そしてお土産を購入できます。

主なコンビニは「CU」と「GS25」の2ブランドです。これらのコンビニは、一般エリアと免税エリアの両方に店舗があります。

主なコンビニの場所

  • 第1ターミナル:
    • 3階出発フロア(一般エリア) Hカウンター付近 (CU)
    • 搭乗フロア(免税エリア) 10番ゲート付近 (CU)、46番ゲート付近 (GS25)
  • 第2ターミナル:
    • 搭乗フロア(免税エリア) 254番ゲート付近 (CU)、232番ゲート付近 (GS25)

空港のコンビニは、お土産コーナーが非常に充実しているのが特徴です。市内の店舗では見かけないようなお菓子の詰め合わせセットや、人気のスナック菓子、ドリンク類が豊富に揃っています。

「これが絶対に欲しい」という特定の商品でなければ、お土産の大部分をここで調達することも可能です。

お土産以外にも、旅行用の小物やUSBケーブル、交通カード「T-money」の購入やチャージもできます。ただし、免税エリアのコンビニではお湯の提供がないため、カップラーメンをその場で食べることはできない点に注意しましょう。

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ハングル文字が書かれたお菓子やラーメンも、渡すと喜ばれるお土産です!

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仁川空港のお土産おすすめ【買うべきものリスト】

  • バラマキに最適なおすすめのお菓子
  • 空港限定のアンニョンサンドは必見
  • 韓国伝統の餅(トック)をお土産に
  • 空港で買えるコスメのおすすめ
  • キムチ持ち帰りの注意点をチェック
  • 意外と多い日本へ持ち帰れないもの

バラマキに最適なおすすめのお菓子

職場や友人へのお土産として、個包装されていて配りやすいお菓子は非常に重宝します。仁川空港では、韓国で人気のお菓子が手軽に購入でき、まとめ買いでお得になる商品も多く見られます。

ハニーバターアーモンドシリーズ

らくたびKOREA(イメージ)

韓国土産の定番となったハニーバターアーモンドは、空港でも大人気です。

甘じょっぱいハニーバター味はもちろん、ワサビ味やきなこ味など、フレーバーの種類が豊富に揃っています。大袋だけでなく、様々な味が入ったアソートパックもあり、選ぶ楽しさがあります。

Delight Project ベーグルチップ

ベーグルチップ(イメージ) 画像引用:オリーブヤング公式

オリーブヤングのプライベートブランドから出ているベーグルチップは、低カロリーでサクサクとした食感が特徴です。ガーリックバターやハニーバター、チョコレートシナモンなど、甘い系からしょっぱい系まで多彩なフレーバーが魅力。

軽いので持ち帰りやすく、おしゃれなパッケージも喜ばれます。

薬菓(ヤックァ)

薬菓(イメージ) 画像引用:Golden Pieceインスタグラム

韓国の伝統菓子である薬菓も、近年おしゃれに進化しています。しっとりとした生地にシナモンと生姜が香る素朴な味わいが特徴で、個包装になったものがお土産用に販売されています。ダンキンドーナツが販売するモダンな薬菓や、免税店で手に入る高級感のあるパッケージのものなど、選択肢が豊富です。

コーヒーや紅茶との相性も良く、幅広い世代に受け入れられるお土産と言えます。

空港限定のアンニョンサンドは必見

アンニョンサンド(イメージ) 画像引用:Paris Baguette公式

仁川空港でしか手に入らない特別なお土産を探しているなら、ベーカリーチェーン「Paris Baguette(パリバゲット)」が販売する「仁川アンニョンサンド」がおすすめです。

この商品は、仁川空港限定で販売されているバターサンドクッキーです。厚みのあるサクサクのクッキー生地の表面には、「안녕(アンニョン)」というハングルの文字が刻印されており、見た目にも韓国らしさが感じられます。

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中には、マカダミアナッツやゴマ、ピーナッツなどが入った香ばしいバタークリームと、塩キャラメルがサンドされており、甘さと塩気のバランスが絶妙です。

販売場所と価格

  • 販売店舗:
    仁川空港内のパリバゲット
    • 第1ターミナル: 3階出発フロア Gカウンター付近など
    • 第2ターミナル: 3階出発フロア 中央など
  • 価格の目安:
    10個入りで18,000ウォン程度(2025年時点の情報)

高級感のある箱に入っているため、目上の方へのお土産や、少し特別な贈り物をしたい場合に最適です。空港限定という希少価値も相まって、受け取った方に喜ばれること間違いありません

店舗によっては売り切れていることもあるため、見つけたらぜひ手に入れておきたい逸品です。賞味期限は常温で約1週間とされています。

韓国伝統の餅(トック)をお土産に

トック(イメージ) 画像引用:ピジュン公式

韓国の伝統的なお餅「トック」は、日本人にも親しみやすい味わいで、お土産としても人気があります。仁川空港内には、有名なお餅のチェーン店「bizeun(ピジュン)」があり、色とりどりで美しいお餅を購入できます。

bizeunのお餅は、よもぎやかぼちゃ、黒米など、自然の素材を活かした優しい甘さが特徴です。見た目も華やかで、様々な種類が詰め合わせになった贈答用のボックスは、特別な贈り物にぴったりです。

また、一つひとつ個包装になっている商品も多く、持ち帰りやすい上に、友人や同僚に少しずつ配りたい時にも便利です。

販売場所と注意点

  • 販売店舗:
    • 第1ターミナル: 3階出発フロア D・Eカウンター間付近
    • 第2ターミナル: 3階出発フロア Lカウンター付近
  • 注意点:
    韓国のお餅は基本的に日持ちがしません。添加物を使用していない生菓子が多いため、賞味期限は当日か翌日であることがほとんどです。購入する際は必ず賞味期限を確認し、帰国後すぐに渡せる相手へのお土産にするのが良いでしょう。
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フライト前の小腹満たしとして、搭乗ゲートでいただくのもおすすめです。日本の餅とはまた違った、もっちりとした食感と多彩な味わいを楽しめます。

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空港で買えるコスメのおすすめ

免税店(イメージ) 画像引用:新世界免税店公式

韓国コスメの買い忘れがあっても、仁川空港で十分にリカバリーが可能です。むしろ、空港だからこそ効率的に人気商品を手に入れたり、免税価格でお得に購入したりできるチャンスがあります。

購入場所は大きく分けて、保安検査前の「オリーブヤング」と、出国審査後の「免税店」。それぞれの場所で手に入るおすすめのコスメを詳しくご紹介します。

一般エリアの「オリーブヤング」で人気プチプラコスメを狙う

チェックイン前に立ち寄れる地下1階の「OLIVE YOUNG(オリーブヤング)」は、市中で人気の実力派コスメを最後に買い足すのに最適な場所です。

ここで購入すればスーツケースに入れて荷物を預けられるため、液体物の量を気にする必要がありません。空港店は人気商品に絞って陳列されているため、トレンドのアイテムを効率よくチェックできます。

  • スキンケア:実力派ブランドの定番アイテム
    • Torriden (トリデン) / ダイブインセラム:
      低分子ヒアルロン酸を配合した美容液で、肌の奥まで浸透し、内側から潤うと評判です。べたつかない軽やかな使用感でありながら保湿力が高く、多くのビューティーアワードを受賞している定番人気商品です。
    • Anua (アヌア) / ドクダミ77%スージングトナー:
      ドクダミエキスを77%配合した鎮静効果が高いとされる化粧水です。肌の赤みやトラブルが気になる時に優しくケアできると、敏感肌の方を中心に絶大な支持を集めています。
    • 魔女工場 (ma:nyo) / ピュアクレンジングオイル:
      植物由来のオイルがメイクや毛穴の黒ずみをすっきりと洗い流すクレンジングオイルです。乳化が早く、洗い上がりのつっぱり感がないため、リピーターが非常に多い製品です。
  • シートマスク:バラマキ土産の鉄板
    オリーブヤングのシートマスクは種類が豊富で、1枚から購入できるため、友人へのバラマキ土産に最適です。「MEDIHEAL(メディヒール)」や「Abib(アビブ)」といった人気ブランドのマスクは、保湿、鎮静、美白など目的別に選べ、自分用のスペシャルケアとしても重宝します。
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免税エリアで高級ブランドや話題のアイテムをお得に

出国審査を終えた先の免税エリアは、まさにコスメの宝庫です。市中のデパートで扱う高級ブランドや、今をときめく話題のブランドを免税価格で購入できるのが最大の魅力

免税店限定の大容量サイズや企画セットを狙うのが賢い買い方です。

  • 高級スキンケア:憧れのブランドをお得に
    • 雪花秀 (Sulwhasoo / ソルファス):
      韓国を代表する高級韓方コスメブランドです。特に導入美容液「潤燥(ユンジョ)エッセンス」は、世界中のファンに愛されるベストセラー。免税店では2本セットや大容量の限定サイズが販売されており、国内で購入するよりもお得に手に入ります。
    • HERA (ヘラ):
      洗練された都会的なイメージで人気のラグジュアリーコスメブランドです。カバー力と持続力に定評のある「ブラッククッション」は、一度は試したい名品。こちらも免税店限定のセットが狙い目です。
  • 今話題のフレグランス&ハンドケア
    • tamburins (タンバリンズ):
      BLACKPINKのジェニーが愛用していることで知られ、韓国のおしゃれな若者たちの間で絶大な人気を誇るブランドです。
      ユニークな香りと芸術的なパッケージのハンドクリームや香水は、持っているだけで気分が上がります。仁川空港の免税店にも店舗があり、入店待ちの列ができるほどの人気ぶりです。
    • NONFICTION (ノンフィクション):
      上質で個性的な香りが人気のライフスタイルビューティーブランドです。香水やハンドクリーム、ボディウォッシュなどが揃い、シンプルで洗練されたパッケージは性別を問わず喜ばれるお土産になります。

これらのコスメは、自分へのご褒美はもちろん、大切な方への特別な贈り物としても最適です。一般エリアと免税エリア、それぞれのメリットを活かして、旅行の最後まで賢くコスメショッピングを楽しんでください。

キムチ持ち帰りの注意点をチェック

らくたびKOREA(イメージ)

韓国土産の代表格であるキムチですが、日本へ持ち帰る際にはいくつかの重要な注意点があります。ルールを守らないと、機内への持ち込みを拒否されたり、他の荷物に影響が出たりする可能性があるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

最も重要な点は、キムチが「液体物」として扱われることです。

国際線の航空機内への液体物持ち込みは、100ml(g)以下の容器に入れ、それらを1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋にまとめる必要があります。しかし、お土産用のキムチはこの規定サイズを大幅に超えることがほとんどです。

したがって、保安検査前の一般エリアや市中で購入したキムチは、必ずスーツケースに入れて預け荷物にする必要があります。

この際、発酵によるガスの発生で容器が膨張したり、汁が漏れたりするのを防ぐため、ビニール袋で何重にも包んだり、ジップロックのような密閉袋に入れたり、さらに衣類で包むなど、厳重な梱包を心がけてください。

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もし、キムチを手荷物として機内に持ち込みたい場合は、出国審査後の免税エリアで購入するという方法があります。免税店で購入したキムチは、液体物の制限に関わらず機内への持ち込みが認められています。

意外と多い日本へ持ち帰れないもの

らくたびKOREA(イメージ)

韓国には魅力的な食品がたくさんありますが、日本の家畜伝染病予防法や植物防疫法により、日本国内への持ち込みが厳しく制限・禁止されている品目が数多く存在します。

せっかく購入したお土産が空港の検疫で没収される、といった事態を避けるためにも、規制対象品を正しく理解しておくことが不可欠です。

肉製品は原則持ち込み禁止

最も注意が必要なのが肉製品です。生肉はもちろん、ハム、ソーセージ、ジャーキー、マンドゥ(餃子)といった加工品、さらには肉エキスが含まれる製品も規制の対象となります。具体的には、以下のようなものが該当します。

  • レトルトの参鶏湯(サムゲタン)
  • 牛肉や豚肉のエキスが入ったインスタントラーメンやスープ
  • ハムやソーセージが入ったキンパ(韓国海苔巻き)やパン

これらは、空港の免税店で「お土産用」として販売されているものであっても、日本へは持ち込めません。

意図せず持ち込もうとした場合でも、罰則(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)の対象となる可能性があるため、原材料表示をよく確認し、肉由来の成分が含まれるものは購入を避けるのが賢明です。

植物・果物・野菜も要注意

生の果物や野菜、土が付着した植物、種子なども原則として検査証明書がない限り持ち込めません。お土産として生のチャメ(マクワウリ)や唐辛子などを持ち帰ることはできないと覚えておきましょう。ドライフラワーも規制対象です。

詳しくは、農林水産省のページもご参照ください。

仁川空港のお土産おすすめ情報:まとめ

この記事のポイントをまとめました。

  • 仁川空港のお土産は保安検査前の一般エリアと検査後の免税エリアで買える
  • 一般エリアでの購入はスーツケースに入れられるが免税ではない
  • 免税エリアでの購入は免税価格だが全て手荷物になる
  • 第1ターミナルは店舗数が多く網羅的、第2ターミナルは新しく洗練されている
  • 人気のオリーブヤングはT1・T2ともに地下1階の一般エリアにある
  • 早朝・深夜便に便利な24時間営業のコンビニが各所にある
  • バラマキ用には個包装のハニーバターアーモンドや薬菓がおすすめ
  • 空港限定の「仁川アンニョンサンド」はパリバゲットで購入できる
  • 韓国伝統の餅(トック)は「bizeun」で買えるが日持ちしないので注意
  • コスメの買い忘れはオリーブヤングや免税店でリカバリー可能
  • キムチは液体物扱いのため預け荷物が基本
  • キムチを手荷物にしたい場合は出国審査後の免税店で購入する
  • 肉製品や肉エキス入り食品は日本への持ち込みが原則禁止されている
  • レトルトの参鶏湯やハム入りキンパも持ち帰れない
  • 生の果物や野菜、土付きの植物も持ち込みが規制されている
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