チムジルバンと岩盤浴の違いは?宿泊もできる韓国の温浴施設を紹介

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チムジルバンと岩盤浴の違いは?宿泊もできる韓国の温浴施設を紹介

「チムジルバンと岩盤浴の違いって何だろう?」と感じていませんか。韓国ドラマなどで見かける温浴施設に興味はあるものの、具体的な楽しみ方が分からず、一歩踏み出せない方も多いかもしれません。

この記事では、そもそもチムジルバンとは何か、岩盤浴との違いはどこにあるのかを分かりやすく解説します。

さらに、デトックスなどどんな効果があるのか、初心者でも安心な入り方や注意点は何か、そして意外と知られていない韓国での入浴のマナーまで詳しくご紹介。

また、チムジルバンには泊まることもできるのか、女性専用のおすすめ施設はあるのかといった、旅行者が本当に知りたい情報もお届けします。

明洞・東大門のチムジルバンや釜山にあるチムジルバン、乗り継ぎに便利な仁川空港近くのチムジルバンなど、具体的なロケーション情報も網羅しているため、あなたの次の韓国旅行がもっと豊かになるはずです。

shin

デトックスや美容、ストレス解消といった効果があるチムジルバンを体験し健康的に韓国旅行を楽しみましょう!

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この記事でわかること
  • チムジルバンと岩盤浴の根本的な違い
  • チムジルバンの効果的な入り方と利用時の注意点
  • 宿泊も可能なチムジルバンの活用法
  • ソウルや釜山のおすすめチムジルバンの特徴

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目次

チムジルバンと岩盤浴の違いを基本から解説

らくたびKOREA(イメージ)

  • そもそもチムジルバンとはどんな施設?
  • デトックスも期待できる?どんな効果がある?
  • 初心者でも安心なチムジルバンの入り方
  • 韓国での入浴のマナーと習慣について
  • 服装や持ち物など利用時の注意点は?

そもそもチムジルバンとはどんな施設?

らくたびKOREA(イメージ)

チムジルバンは、韓国発祥の温浴施設の一種です。

日本のスーパー銭湯や健康ランドのように、サウナやお風呂だけでなく、食事処、休憩スペース、仮眠室などを備えた複合レジャー施設全体を指す言葉として使われています。

多くの施設では、専用の館内着を着用して男女共用のエリアで過ごすのが一般的です。このエリアに、黄土や塩、炭など様々な素材を使った低温サウナ(チムジル)が複数あり、思い思いの時間を過ごせます。

一方で、岩盤浴は温めた天然石や岩盤の上で横になり、体を温める温浴方法の一つです。

つまり、チムジルバンという大きな施設の中に、岩盤浴やサウナといった個別の温浴設備が含まれている、と考えると分かりやすいでしょう。

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項目チムジルバン岩盤浴
定義サウナ、お風呂、食事、休憩などを備えた複合温浴施設温めた岩盤の上で体を温める温浴方法
施設内容複数のサウナ、浴場、食堂、休憩室、睡眠室など温められた岩盤が設置された部屋
利用方法専用の館内着を着用し、男女共用エリアで過ごす岩盤浴着やタオルを敷いて横になる
目的長時間滞在し、リラクゼーションや娯楽を楽しむ発汗によるデトックスやリラックス
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このように、チムジルバンは多様な楽しみ方ができる「場所」そのものであり、岩盤浴はその中の一つの「アクティビティ」と捉えるのが適切です。

デトックスも期待できる?どんな効果がある?

らくたびKOREA(イメージ)

チムジルバンには様々な種類の温浴室があり、それぞれに異なる健康効果や美容効果が期待できます。多くの施設では、遠赤外線効果が高いとされる素材が壁や床に使われています。

代表的な温浴室とその効果

  • 黄土房(ファントバン) 黄土から放出される遠赤外線が体の芯まで働きかけ、血行を促進します。これにより新陳代謝が活発になり、疲労回復やデトックス効果が見込めます。
  • 塩部屋(ソグムバン) 岩塩が使われた部屋で、ミネラルを豊富に含んでいます。発汗を促すだけでなく、活性酸素を除去し、皮膚の老化や肌トラブルを防ぐ効果があると言われています。
  • 汗蒸幕(ハンジュンマク) 90℃を超える高温のドーム型サウナです。麻布を被って入るのが特徴で、短時間で大量の汗をかくことで、強力なデトックス効果と爽快感が得られます。

これらの温浴効果に加え、温まった体を冷やすためのアイスルーム(オルムバン)も多くの施設にあります。火照った体をクールダウンさせることで毛穴が引き締まり、美肌効果に繋がるとされています。

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初心者でも安心なチムジルバンの入り方

らくたびKOREA(イメージ)

チムジルバンの利用方法は、日本の岩盤浴があるスパ施設とよく似ており、決して難しくありません。基本的な流れを覚えておけば、誰でも気軽に楽しむことができます。

  1. 受付 カウンターで料金を支払います。チムジルバン利用の旨を伝え、館内着、タオル、ロッカーの鍵を受け取ります。この鍵はリストバンド型で、館内での飲食などの支払いに使い、最後にまとめて精算するシステムが主流です。
  2. 着替え 男女別の更衣室へ行き、渡された鍵の番号のロッカーで館内着に着替えます。下着は着けたまま館内着を着るのが一般的ですので、替えの下着を持参すると快適です。
  3. 入浴・サウナ利用 まずは浴室でシャワーを浴びて体を清潔にします。その後、館内着のまま男女共用のチムジルバンエリアへ移動し、様々な種類のサウナを自由に楽しみましょう。
  4. 休憩・食事 サウナの合間には、休憩スペースでくつろいだり、食堂で食事をしたりできます。韓国のチムジルバンでは、米の発酵飲料「シッケ」と「ゆで卵」が定番のおやつです。発汗で失われたエネルギーを補給するのに最適な組み合わせと言われています。
  5. 退館 最後に再びお風呂で汗を流し、身支度を整えます。受付でロッカーの鍵を返却し、館内で利用した料金を精算して終了です。

韓国での入浴のマナーと習慣について

らくたびKOREA(イメージ)

チムジルバンを快適に利用するため、韓国ならではの入浴マナーや習慣をいくつか知っておくと安心です。日本の常識とは少し違う部分もあるため、事前に確認しておきましょう。

まず、浴槽に入る前には必ずシャワーで体の汚れを洗い流します。これは日本と同じで、衛生を保つための基本的なマナーです。

大きな違いとして、タオルに関する習慣が挙げられます。日本では浴槽にタオルを入れるのはマナー違反ですが、韓国では頭にタオルを巻いて入る人が多く見られます。

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特に「ヤンモリ」と呼ばれる羊の角のようなタオルの巻き方は、見た目のかわいらしさから、チムジルバンスタイルの定番となっています。

ヤンモリ(羊巻き)の作り方

  1. タオルを横に広げ、三つ折りにします。
  2. 両端をそれぞれ外側に向かって、好みの太さになるまで数回くるくると巻きます。
  3. 中央の巻かれていない部分を広げ、帽子のように頭にかぶれば完成です。

また、アカスリは浴室内の専用スペースで行われます。多くの場合、熟練のスタッフ(アジュンマ)が担当し、施術料金はその場で現金払いとなることが一般的です。

服装や持ち物など利用時の注意点は?

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チムジルバンは、基本的には手ぶらでも楽しめるようになっています。しかし、より快適に過ごすためには、いくつか持っていくと便利なものがあります。

持参をおすすめするもの

  • クレンジング・洗顔料・スキンケア用品 浴室に備え付けの石鹸はありますが、シャンプーやリンスはない場合が多いです。肌に合わない可能性も考え、普段使っているものを持参するのがおすすめです。
  • 替えの下着 館内着は日本の岩盤浴着より薄手の場合があり、下着を着て利用するのが一般的です。汗をかくため、着替え用の下着は忘れずに持っていきましょう。
  • 歯ブラシ 施設によっては用意がないため、持参すると良いでしょう。

利用時の注意点

  • 水分補給をこまめに 低温サウナでも気づかないうちに多くの汗をかきます。脱水症状を防ぐため、休憩を挟みながらこまめに水分を補給することが大切です。
  • 体調管理 体調が優れない時や、食事の直後、飲酒後の利用は体に負担をかけるため避けましょう。また、妊娠中や持病がある方は、事前に医師に相談することをおすすめします。
  • 貴重品管理 ロッカーの鍵は常に身に着けておきましょう。紛失すると追加料金が発生する場合があります。
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これらの点を押さえておけば、チムジルバンを安全かつ快適に満喫できるはずです。

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チムジルバンと岩盤浴の違いを知り韓国旅行を満喫

らくたびKOREA(イメージ)

  • 宿泊可能?チムジルバンに泊まることもできる?
  • ソウルにある女性専用のおすすめ施設
  • 明洞・東大門のチムジルバンで疲れを癒す
  • 観光の拠点に便利な釜山にあるチムジルバン
  • 暇つぶしにも便利!仁川空港近くのチムジルバン

宿泊可能?チムジルバンに泊まることもできる?

多くのチムジルバンでは宿泊が可能です。24時間営業の施設がほとんどで、男女別の睡眠室や、男女共用の広い休憩スペースにマットを敷いて仮眠できるようになっています。

チムジルバンに宿泊するメリット

最大のメリットは、その費用の安さです。

一般的なホテルに泊まるよりも格段に安く、一泊15,000ウォンから20,000ウォン程度で利用できる施設が多くあります。深夜まで遊んだ後や、終電を逃した際に、タクシーで帰宅するより安く済むため、地元の韓国人にも頻繁に利用されています。また、お風呂やサウナで旅の疲れを癒せるのも大きな魅力です。

チムジルバンに宿泊する際の注意点

一方で、ホテルのようなプライベートな空間は確保できません。

多くの人と雑魚寝する形になるため、周りの人のいびきや物音が気になる可能性があります。耳栓やアイマスクを持参すると良いでしょう。

また、セキュリティ面も自己管理が基本です。貴重品は必ずロッカーにしまい、鍵は肌身離さず持っておくことが大切です。

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快適なホテルの宿泊とは異なりますが、旅費を抑えたい方や、韓国ならではの文化を体験したい方にとっては、非常に魅力的な選択肢と言えます。

ソウルにある女性専用のおすすめ施設

男性と一緒の空間で過ごすことに抵抗がある方や、より安心してリラックスしたい女性には、女性専用の施設がおすすめです。ソウルには、美容ケアに特化した女性専用の汗蒸幕(ハンジュンマク)があります。

その代表的な施設が、明洞エリアにある「明洞花マッド汗蒸幕」です。この施設は女性専用となっており、周囲を気にすることなく、心からリラックスして過ごせる環境が整っています。

地下鉄乙支路3街駅から徒歩約1分とアクセスも抜群で、観光の合間に立ち寄りやすいのが魅力です。館内では、黄土や海泥(マッド)を使った伝統的なドーム型の汗蒸幕でしっかりと汗を流せます。

加えて、この施設はアカスリやマッサージ、そして施設名にもなっている泥パックなど、エステメニューが非常に充実しています。日本語のメニューが用意されていることも多く、スタッフが丁寧に対応してくれるため、韓国の美容ケアが初めての方でも安心して体験できます。

はい、承知いたしました。「明洞花マッド汗蒸幕」の基本情報を以下に表形式でまとめます。

明洞花マッド汗蒸幕 基本情報

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項目詳細
施設名明洞花マッド汗蒸幕 (명동꽃머드한증막)
特徴女性専用の汗蒸幕・エステ施設
住所ソウル特別市 中区 乙支路3街 295-4, 地下1階<br>(서울특별시 중구 을지로3가 295-4, B1F)
アクセス地下鉄2・3号線「乙支路3街(Euljiro 3-ga)駅」8番出口から徒歩約1分
営業時間9:00~22:30 (最終受付時間はコースにより異なる)
定休日年中無休 (旧正月・秋夕の連休中は要確認)
電話番号02-2275-9655
主な設備・メニュー汗蒸幕(ハンジュンマク)、海泥(マッド)パック、アカスリ、オイルマッサージ、よもぎ蒸し、フェイシャルケア等
言語対応日本語可能なスタッフが在籍していることが多い

※上記は2025年6月時点での情報です。営業時間や定休日は変更される可能性があるため、訪問前に公式サイトや予約サイトで最新の情報をご確認ください。

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女子旅や母娘旅行で、一緒にキレイになる時間を楽しむのに最適な場所と言えるでしょう。

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明洞・東大門のチムジルバンで疲れを癒す

ソウルの人気観光エリアである明洞や東大門は、ショッピングやグルメの中心地ですが、一日中歩き回った疲れを癒せる便利なチムジルバンも点在しています。ここでは、観光の合間に立ち寄りやすい代表的な施設を2つ紹介します。

東大門 SPAREX (Good Morning City)

東大門のランドマークの一つであるファッションビル「グッドモーニングシティ」の地下にある、アクセス抜群のチムジルバンです。地下鉄「東大門歴史文化公園駅」に直結しているため、雨の日でも濡れずに訪れることができます。

この施設の最大の魅力は、伝統的な韓屋(ハノク)をモチーフにした美しい内装です。趣のある木材や瓦を使った空間は、まるで歴史ドラマの世界に迷い込んだかのよう。

広々とした施設内には、伝統的な高温サウナ「プルガマ」や塩サウナ、アイスルームなど多彩な設備が揃っています。24時間営業なので、深夜のショッピングの後でも時間を気にせず利用できるのが嬉しいポイントです。

明洞チムジルバン黄金サウナ

一方、明洞の中心部で手軽に韓国式サウナとエステを体験したいなら、「明洞チムジルバン黄金サウナ」がおすすめです。地下鉄乙支路入口駅からも近く、ショッピングの合間に立ち寄るのに非常に便利な立地です。

こちらは、広大な共用スペースでくつろぐタイプの伝統的なチムジルバンとは少し異なり、お風呂やサウナと共に、アカスリやマッサージといった美容ケアをセットで楽しめる施設です。

特に、金やコラーゲンを使ったフェイシャルパック、よもぎ蒸し、カッピングなど、観光客に人気の多彩なエステコースが用意されているのが特徴です。

限られた時間の中で、汗を流してリフレッシュし、さらに韓国式の美容ケアも効率よく満喫したいという方に最適な施設と言えるでしょう。日本語での案内や予約に対応している点も、旅行者にとっては心強いポイントです。

観光の拠点に便利な釜山にあるチムジルバン

韓国第2の都市、釜山にも魅力的なチムジルバンが数多く存在します。特に有名なのが、センタムシティにある「新世界スパランド」と、海雲台(ヘウンデ)にある「HILL SPA」です。

新世界スパランド

世界最大級の百貨店「新世界百貨店」内に併設された、高級感あふれるチムジルバンです。

洗練されたモダンなインテリアが特徴で、リゾートスパのような雰囲気の中で過ごせます。13種類のテーマが異なるチムジルバンや、露天風呂などがあり、一日中いても飽きません。地下鉄駅直結というアクセスの良さも魅力です。

HILL SPA

海雲台のタルマジの丘に位置し、なんといっても海雲台ビーチを一望できる絶景が自慢です。特に、窓から広がる海の景色を眺めながら入るお風呂やサウナは格別で、開放的な気分を味わえます。

釜山ならではのロケーションを楽しみながらリラックスしたい方におすすめです。

暇つぶしにも便利!仁川空港近くのチムジルバン

らくたびKOREA(イメージ)

フライトの乗り継ぎ時間が長い時や、早朝便・深夜便を利用する際に非常に便利なのが、仁川国際空港内やその周辺にあるチムジルバンです。

仁川国際空港第1ターミナルの地下1階には「Spa at HOME(スパ・アット・ホーム)」というチムジルバンがあります。空港内にありながら、本格的なサウナや浴場、個別の睡眠スペースなどを備えており、多くの旅行者に利用されています。

フライト前に汗を流してさっぱりしたり、長旅の疲れを癒したりするのに最適です。

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空港から少し移動すれば、より大規模な施設もあります。トランジットの合間に韓国のサウナ文化を手軽に体験できるため、時間を有効活用したい旅行者にとって、空港近くのチムジルバンは覚えておくと大変便利な存在です。

チムジルバンと岩盤浴の違いを理解し旅を満喫

この記事のポイントをまとめました。

  • チムジルバンはサウナやお風呂、食事処や休憩室を備えた韓国の複合温浴施設
  • 岩盤浴は温めた石の上で体を温める温浴方法の一つでチムジルバン内に含まれることもある
  • 黄土房や塩部屋など複数の温浴室がありそれぞれ異なる効果が期待できる
  • 汗蒸幕は90℃を超える高温サウナで強力なデトックス効果が見込める
  • 利用方法は日本のスーパー銭湯と似ており受付で受け取るリストバンドで精算する
  • 定番のおやつは発汗後の栄養補給に良いシッケとゆで卵
  • ヤンモリと呼ばれる羊のようなタオルの巻き方が人気のスタイル
  • シャンプー類はない場合が多いため普段使っているものを持参すると安心
  • 館内着の下に着用する替えの下着は忘れずに持っていく
  • 24時間営業の施設が多くホテル代わりに安く宿泊することも可能
  • 宿泊時はプライバシーの確保が難しく貴重品の自己管理が鍵となる
  • ソウルには女性専用の施設もあり安心して利用できる
  • 明洞や東大門など観光地の中心部にもアクセスしやすい施設がある
  • 釜山では海の景色を楽しめるチムジルバンも人気
  • 仁川空港内や周辺の施設は乗り継ぎや深夜便利用時に大変便利
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