弘大ファッション通りやおしゃれカフェ！人気の若者の街を詳しく解説

ソウルへの旅行で、最新のファッションや活気ある雰囲気を楽しみたいと考えている方にぴったりの場所が弘大（ホンデ）です。

しかし、いざ「弘大ファッション通り」へ行こうと思っても、具体的な場所や楽しみ方が分からず、不安を感じるかもしれません。

この記事では、初めて弘大を訪れる方でも安心して楽しめるよう、弘大のエリアガイドから分かりやすく解説します。弘大が日本でいうとどのような街なのか、そしてメインとなるファッション通りとはどんな場所で、行き方やお店の営業時間といった基本情報も詳しくお伝えします。

さらに、散策の合間に立ち寄りたいおしゃれなカフェを紹介するほか、韓国グルメの定番であるおすすめのサムギョプサルの店や、一人旅でも気兼ねなく入れる1人ご飯のスポットも網羅しました。

ショッピング以外の観光スポットの情報も充実させているので、一日中飽きることなく過ごせるでしょう。

また、旅行者にとって現実的な問題となる、安いおすすめのホテル選び、現地のトイレ事情、そしてお得なレートで両替できるおすすめの両替所まで、あなたの疑問や不安を解消する情報を詰め込みました。

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弘大ファッション通りガイド！活気あふれる魅力の街

らくたびKOREA(イメージ)

まずは知っておきたい弘大のエリアガイド

らくたびKOREA(イメージ)

弘大は、ソウルを代表する若者の街として知られています。このエリアの中心には、韓国屈指の美術大学である「弘益（ホンイク）大学校」があり、街全体がアートでクリエイティブなエネルギーに満ちあふれています。

主に、地下鉄2号線・空港鉄道・京義中央線が乗り入れる「弘大入口駅」を中心に、いくつかの異なる魅力を持つエリアに分かれています。

各エリアの特色

駅の9番出口周辺は、最も賑やかなメインストリートで、多くのファッションブランドやコスメショップ、飲食店が集中しています。

一方、駅から少し北西に歩いた延南洞（ヨンナムドン）エリアは、個性的なカフェや雑貨店、小規模なレストランが点在する、より落ち着いた雰囲気です。こちらは「ヨントラルパーク」と呼ばれる公園を中心に、のんびりと散策を楽しむのに適しています。

また、南の上水（サンス）駅方面にかけては、こだわりのセレクトショップやデザイナーズブランドの店舗が見られ、より洗練されたファッションを求める人々が集まります。

このように、一口に弘大と言ってもエリアごとに異なる顔を持っており、自分の目的や好みに合わせて訪れる場所を選ぶことが、この街を最大限に楽しむための鍵となります。

弘大の街は日本でいうとどんな場所？

らくたびKOREA(イメージ)

弘大の雰囲気を日本の都市に例えるなら、多くの人が「東京の渋谷や原宿を合わせたような街」と表現します。

最先端の若者文化が次々と生まれる点や、大小さまざまなファッションショップが立ち並ぶ様子は、渋谷のセンター街や原宿の竹下通りを彷彿とさせます。

しかし、単なる若者の繁華街というだけではありません。

弘大には、インディーズバンドのライブハウスや小劇場が数多く存在し、路上ではダンスや音楽のパフォーマンスが日常的に繰り広げられています。このようなサブカルチャーやアートの色が濃い側面は、下北沢のような雰囲気も持ち合わせていると考えられます。

また、延南洞エリアの路地裏に広がるおしゃれなカフェ文化は、中目黒や代官山の洗練された空気感と通じるものがあります。

ファッション通りとは？行き方や営業時間

一般的に「弘大のファッション通り」として知られるのは、弘大入口駅の9番出口から西に延びる「オウルマダン路」周辺と、かつて駐車場があったことから「駐車場通り（チュチャジャンコリ）」と呼ばれていたエリアです。

現在は「レッドロード（Red Road）」という名前が付けられています。

行き方とアクセス

最も簡単な行き方は、ソウル地下鉄2号線の弘大入口駅で下車し、9番出口から地上に出ることです。出口を出てすぐ目の前の大通りから脇道に入ると、無数のファッションショップやコスメ店が軒を連ねる通りが始まります。

この一帯が、多くの観光客や地元の人々で賑わうファッション通りの中心部です。

店舗の営業時間と注意点

弘大エリアの店舗は、一般的に午前11時頃から夜の10時や11時頃まで営業している店がほとんどです。特に週末の夜は、深夜1時頃まで開いている店舗も珍しくありません。このため、夜遅くまでショッピングを楽しめるのが大きな魅力です。

ただし、個人経営の小さなセレクトショップやカフェの中には、開店時間が遅かったり、定休日が不規則だったりする場合もあります。

お目当ての店がある場合は、事前にSNSなどで営業情報を確認しておくことをお勧めします。また、非常に多くの人で混雑するため、スリや置き引きには十分注意が必要です。

買い物途中に寄りたいおしゃれなカフェを紹介

らくたびKOREA(イメージ)

弘大は、韓国でも有数のカフェ激戦区として知られており、ショッピングの合間に休憩できる魅力的なカフェが豊富にあります。特に延南洞エリアには、個性的で写真映えするカフェが集中しています。

例えば、「Everyday Happy Birthday」は、「毎日が誕生日」という可愛らしいコンセプトが人気のカフェです。ワッフルやトーストにロウソクを立てて提供してくれるサービスは、旅の特別な思い出になるでしょう。

また、クリームパン専門店「FUHAHAクリームパン」は、テイクアウト専門ですが、散策のお供にぴったりです。バターの風味が豊かなパンに、甘さ控えめのクリームがたっぷり入った塩クリームパンは、多くの人に愛されています。

一方で、デザイン性の高い空間で過ごしたい方には、「Butter&Shelter」のような建築的にも美しいカフェがおすすめです。洗練された空間で味わうコーヒーとスイーツは、格別な時間を提供してくれます。

定番グルメ！おすすめのサムギョプサルの店

らくたびKOREA(イメージ)

韓国旅行の楽しみの一つといえば、やはり焼肉です。弘大エリアには、数多くのサムギョプサル店があり、それぞれに特色があります。

セリと一緒に焼いて食べる「ミナリサムギョプサル」で有名なのが、「プルトゥンヌンテジ」です。爽やかなセリの香りが豚肉の脂の甘みを引き立て、さっぱりと食べられると評判です。健康志かながら美味しい焼肉を楽しみたい方には特におすすめのお店です。

また、コストパフォーマンスを重視するなら、「オントリセンコギ」のような食べ放題のチェーン店が選択肢に入ります。こちらでは、3cmもの厚さにカットされた生の豚肉がリーズナブルな価格で心ゆくまで楽しめます。

学生街である弘大ならではの活気ある雰囲気の中で、お腹いっぱいサムギョプサルを味わうことができます。

一方で、より落ち着いた雰囲気で質の高い肉を求めるなら、済州島産の熟成肉を提供する「トンジュヌンナムジャ」のような専門店も良いでしょう。練炭で下焼きしてからテーブルに運ばれるため、肉の旨味が凝縮されています。

ショッピング以外の観光スポットも満喫

ヨントラルパーク(イメージ)　画像引用：VISIT KOREA

弘大の魅力は、ファッションやグルメだけにとどまりません。街の至る所でアートやカルチャーに触れることができます。

その代表的な存在が「KT&G サンサンマダン」です。

ここは映画館、ライブホール、ギャラリー、そしてデザイン雑貨のセレクトショップなどが集まる複合文化施設です。1階と2階のショップでは、韓国の若手デザイナーが手掛けたユニークな文房具やアクセサリーなどを見つけることができ、お土産探しにも最適です。

また、弘大入口駅に直結しているショッピングモール「AK PLAZA」も便利なスポットです。

ここにはファッションブランドだけでなく、コスメセレクトショップ「CHICOR」や、K-POPアイドルの公式グッズを扱う「WITHMUU」などが入店しており、天候を気にせず快適に買い物を楽しむことができます。

さらに、延南洞エリアに広がる「京義線スッキル公園（通称：ヨントラルパーク）」は、市民の憩いの場です。

天気の良い日には、多くの人々が芝生の上でくつろいでおり、テイクアウトしたコーヒーを片手にのんびりと過ごすのも良いでしょう。

弘大ファッション通りを快適に楽しむ情報

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一人旅でも安心な1人ご飯ができる店

らくたびKOREA(イメージ)

韓国では大皿料理を分け合って食べる文化が根強いですが、最近では一人でも気兼ねなく食事を楽しめるお店が弘大エリアにも増えています。

ポッサム（蒸し豚）が食べたくなった際には、「ペガポッサム」がおすすめです。

ここでは、ポッサム定食を1人前から注文できます。柔らかく蒸された豚肉に、キムチや野菜、チゲ、ご飯が付いてきて、バランスの良い食事を手軽に楽しむことが可能です。

また、豚骨スープにご飯と豚肉が入った「テジクッパ」の専門店「豚寿百（トンスベッ）」も一人旅の強い味方です。24時間営業で、注文もタッチパネル式なので、言葉の心配も少なく、いつでも温かい食事にありつけます。

カムジャタン（豚の背骨とじゃがいもの鍋）で有名な「イデジョピョダギ」では、一人用のへジャンクッ（酔い覚ましスープ）を注文できます。大きな骨付き肉がごろっと入っており、食べ応えも十分です。

拠点に便利な安いおすすめのホテル

L7 ホンデ(イメージ)　画像引用：Agoda

弘大は空港からのアクセスも良く、ソウル市内の主要エリアへも移動しやすいため、旅行の拠点として非常に人気があります。

このエリアには、様々な価格帯のホテルが存在しますが、ここではコストパフォーマンスに優れたホテルをいくつか紹介します。

ホテル名	特徴	価格帯の目安
L7 ホンデ	ロッテホテル系列のスタイリッシュなホテル。屋上プールやバーがあり、デザイン性が高い。弘大入口駅1番出口直結。	中価格帯
ホリデイ イン エクスプレス ソウル ホンデ	空港鉄道・地下鉄の弘大入口駅に直結しており、交通の便が非常に良い。清潔で機能的な客室と無料の朝食が魅力。	中価格帯
ナイン ブリック ホテル	レンガ造りのおしゃれな外観が特徴のブティックホテル。デザイン性の高い客室で、ファッション通りの中心部に位置する。	中〜やや高価格帯
アマンティ ホテル ソウル	駅から少し離れている分、比較的静かな環境。屋外プールがあり、リラックスした滞在が可能。	中価格帯

安いホテルを探す場合、駅から少し歩く場所や、客室がコンパクトなホテルが選択肢となります。

ただし、あまりに価格が安い宿泊施設は、セキュリティや清潔さに問題がある可能性も否定できません。

予約サイトの口コミをよく確認し、立地と価格、設備のバランスを考えて選ぶことが大切です。特に女性の一人旅の場合は、安全性を最優先に考えることをお勧めします。

レートの良い両替所は？3つの両替方法も紹介

らくたびKOREA(イメージ)

韓国旅行、特にショッピングやグルメが満喫できる弘大（ホンデ）では、いかに賢く日本円をウォンに両替するかが、旅の満足度を左右する重要なポイントになります。レートの悪い場所で両替してしまうと、気づかないうちに損をしてしまうことも少なくありません。

選択肢1：街中の現金両替所を利用する

昔ながらの方法ですが、街中にある政府公認の両替所で現金を両替する方法です。

• メリット： 手数料の仕組みが分かりやすく、まとまった現金を一度に両替できます。また、カードが使えない屋台や小規模な店舗での支払いに必要な現金を確保できます。
• デメリット： 弘大エリアは明洞（ミョンドン）ほど両替所が多くなく、レートも明洞に比べると若干劣る傾向があります。また、大金を持ち歩くリスクや、偽札の心配がゼロではない点が挙げられます。
• 具体的な場所： 弘大入口駅の9番出口周辺や、メインストリート沿いにいくつか両替所が点在しています。「Money Box 弘大店」などは比較的よく知られています。複数の両替所のレートを比較し、最も条件の良い場所を選ぶのが賢明です。

選択肢2：WOWPASSでスマートに両替＆決済

現在、多くの旅行者が利用しているのが「WOWPASS」です。これは、両替、キャッシュレス決済、交通カード（T-money）の機能が一体となったプリペイドカードです。

• メリット： 専用の機械（キオスク）に日本円（現金）を入れるだけで、その日のレートでウォンがチャージされるため、両替所を探し回る手間が省けます。多くの場合、街中の現金両替所よりもレートが良いとされています。アプリと連携すれば、残高確認や利用履歴の管理も簡単です。
• デメリット： カードの発行に5,000ウォンの手数料がかかります（2025年6月現在）。また、チャージは現金のみで、クレジットカードからのチャージはできません。
• 具体的な場所： WOWPASSの機械は、ソウル市内の主要な地下鉄駅やホテルに設置されています。弘大エリアでは、地下鉄2号線・弘大入口駅の2番出口方面、改札近くの券売機横に設置されており、早朝から深夜まで利用可能です。

選択肢3：Travel Walletなど他のプリペイドカード

WOWPASSと似たサービスとして、「Travel Wallet」や「NAMANEカード」など他のプリペイドカードも存在します。これらはアプリでクレジットカードからチャージできるタイプもあり、現金を持ち歩きたくない場合に便利です。

デメリット： サービスごとにチャージ方法や手数料、利用できる店舗の範囲が異なります。事前にアプリのダウンロードや設定が必要で、IT機器の操作に慣れていないと少し手間取る可能性があります。また、チャージした残高を現金で引き出す際の手数料がWOWPASSより高い場合があるなど、一長一短です。

メリット： アプリ上で事前にチャージできるため、現地で現金を探す必要がありません。サービスによっては、WOWPASSよりも手数料が安い場合があります。

【比較表】あなたに合った両替方法は？

特徴	現金両替所	WOWPASS	その他プリペイドカード
手軽さ	△（場所を探す必要あり）	〇（駅の機械で完結）	〇（アプリでチャージ）
レート	△～〇（場所による）	〇（比較的良い）	〇（サービスによる）
安全性	△（現金持ち歩きリスク）	◎（カード決済が中心）	◎（カード決済が中心）
交通カード機能	×	〇（T-money搭載）	△（サービスによる）
初期費用	なし	あり（5,000ウォン）	△（サービスによる）
おすすめの人	現金を多く使う予定の方	バランス重視で手軽さ優先の方	クレカでチャージしたい方

結論：目的別の最適な両替戦略

以上の点を踏まえると、一概に「この方法がベスト」とは言えません。ご自身の旅行スタイルに合わせて、これらの方法を組み合わせるのが最も賢い選択です。

• 初めての韓国旅行で、手軽さと安心感を重視するなら「WOWPASS」が最適です。空港や弘大入口駅でカードを作成し、必要な分だけチャージすれば、決済と交通の大部分をカバーできます。
• 屋台での食べ歩きや小規模な市場での買い物を楽しみたい場合は、WOWPASSでの両替に加えて、少額の現金を街の両替所で用意しておくと安心です。
• 現金は極力持ちたくない、クレジットカードからのチャージを好む方は、「Travel Wallet」などのサービスが適しているでしょう。

いずれの方法を選ぶにしても、日本国内や到着直後の空港での両替はレートが悪いことがほとんどです。両替はソウル市内、特に弘大のような利便性の高い場所で行うことを強くお勧めします。

意外と重要！現地のトイレ事情

らくたびKOREA(イメージ)

海外旅行中に意外と困るのがトイレの問題です。日本のようにどこにでも清潔な公衆トイレがあるわけではないため、弘大散策の際には、事前に利用しやすいトイレの場所を把握しておくと安心です。

駅のトイレは最も手軽ですが、時間帯によっては混雑したり、衛生面が気になったりすることもあるかもしれません。そんな時におすすめなのが、商業施設や公共施設のトイレです。

「AK PLAZA」や「KT&G サンサンマダン」といった大きな商業施設のトイレは、比較的清潔で管理が行き届いているため、買い物のついでに利用しやすいです。

また、少し意外な穴場として、「麻浦（マポ）生涯学習館」という図書館のトイレが挙げられます。ここは観光客でも入りやすく、静かで清潔なトイレが利用できると評判です。

ファッション通りの喧騒から少し離れて落ち着いて利用したい場合に覚えておくと便利でしょう。ただし、図書館には休館日（通常は月曜日）があるため、その点には注意が必要です。

弘大ファッション通りで最旬トレンドを体感：まとめ

ここまで、弘大ファッション通りを中心に、エリアの魅力や楽しみ方、そして旅行に役立つ実用的な情報を紹介してきました。この記事で解説したポイントを押さえることで、あなたの弘大での滞在がより一層充実したものになるはずです。

• 弘大は若者文化とアートが融合するエネルギッシュな街
• 街の中心は弘益大学校でクリエイティブな雰囲気が漂う
• エリアは賑やかなメインストリートと落ち着いた延南洞に大別される
• 日本の渋谷や原宿に似ているがアートやサブカルチャーの色が濃い
• ファッション通りは旧駐車場通りのレッドロード周辺を指す
• 弘大入口駅9番出口からのアクセスが最も分かりやすい
• 多くの店は夜遅くまで営業しておりナイトショッピングも可能
• 散策に疲れたら延南洞エリアのおしゃれなカフェで一息
• 「Everyday Happy Birthday」などコンセプトカフェが人気
• グルメは定番のサムギョプサルがおすすめ
• セリと食べるヘルシーなサムギョプサル店も存在する
• コストパフォーマンス重視なら食べ放題の店を選ぶと良い
• ショッピング以外では「KT&G サンサンマダン」が楽しめる
• 一人旅でも「ペガポッサム」などで気兼ねなく食事ができる
• 旅行の拠点には空港からアクセスしやすいホテルが便利
• 両替はWOWPASSのようなプリペイドカードの活用がおすすめ
• トイレは商業施設や公共施設を利用するのが安心